魔法師の迷い犬

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「何か聞きたいことがあったら聞いてくれ」

『ありがとうございます。監視のために学校の中をあとで見て回っていいですか？』

｢ああ大丈夫だ｣
｢監視しやすくするために風紀委員になるか？｣

『それは結構です。自由に回った方が楽ですし、それに私は二科生です。とても悪目立ちしますよ』

｢そうだな、本当はこのような差が出来ないようにしたかったのだがな…｣

それは知っている。

二科生にエンブレムがない理由は、二科生が出来た当初はただ急遽増えたために制服のエンブレムをつける時間がなかったからで、
先生がいないのは、同じ理由で先生が足りなかったからだそうだ。

それを一科生が二科生が補欠だからだと誤解し、そのまま残ってしまったのだ。

けど、今はわざわざエンブレムなしで作るの面倒だと思うけど。

｢しかし護衛しにくいだろうから生徒会会長、風紀委員委員長、部活連会頭には君が探偵社社員で依頼で来ていると連絡を入れておこうと思うのだが｣

『お願いします。
校内で異能力を使っても良いでしょうか？』

「構わない。
異能力は監視システムに記録が残るのか？｣

ふと思ったように聞いてきたので、私が答えようとすると社長が答えてくれた。

｢いいえ、異能力は魔法とは全く別物なので記録に残りません｣

だから、マフィアとかって捕まらないんだよね。
あったら楽そうなのに。

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前回から引き続き本文が短いくせにうるさくてすみません。大丈夫自覚してますよ。

相変わらず文がおかしいよ!!ごめんなさい!!


誰か、誰か文才を私にくださいぃぃぃ！

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