20 北山side ページ22
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はぁ…………
まじかよ………
「二階堂、なんで俺にいう前にAちゃんに許可とってんだよ！」
『だってみつに聞いたって拒否られるの目に見えてたからAちゃんに先に言っとけばみつも断れないかな〜って♪』
いや、かな〜って♪じゃねぇし！
『それにみつ、最近そそくさ家に帰るからつまんないしさ〜』
たしかに、ここ最近は直帰ばっかで二階堂の誘いも断ってたしな…
「わーーったよ！ただし、Aちゃんには変なこと言うなよ」
『言うわけないじゃ〜ん、大丈夫大丈夫〜！』
不安しかない………
すると
『北山、次俺らの番だってよ』
あくびをしながら藤ヶ谷が話しかけてきた
「おう。行くか」
控え室からスタジオまで歩いていると藤ヶ谷が急に口を開いた
『北山さ〜……Aちゃんと一緒に住んでんの？』
「は！？え、あ、ちょ、、なんで知ってんの？二階堂が言ったの？？」
メンバーとはいえよりにもよって藤ヶ谷に話したのかよ…二階堂………
『ははっ、すげぇ動揺してる(笑)違うよ。さっきニカと話してた内容が聞こえてもしかしてそうなのかな〜って』
相変わらず勘は鋭いな
「聞いてたのかよ…盗み聞きとか趣味悪りぃぞ」
すると藤ヶ谷はそりゃどうもなんて言って笑ってる
でも、急にスタジオの前で立ち止まっていつになく真剣な表情をして
『でも…生半可な気持ちで手は出すなよ。Aちゃんは北山が思ってるよりずっと弱くてずっともろいから』
「……は…？それってどういう…」
『そのまんまの意味だよ。』
藤ヶ谷はそれだけいうとスタジオに入っていった
藤ヶ谷はAちゃんと仲がいいのか？
でも、1年仕事を一緒にしてきたけど2人が話してるところなんてあまり見たことがない
でも口ぶりからして藤ヶ谷はAちゃんの何かを知っている。きっとあの表情の原因を知ってる
でもなんで藤ヶ谷が……？
『北山さん？もうスタンバイOKですのでお願いします』
アシスタントさんがなかなか入ってこないおれを心配して声をかけにきてくれた
「あ、はい！すいません！すぐ行きます！」
でも俺はそれからずっと藤ヶ谷の言った言葉が頭から離れなかった
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Mai(プロフ) - あいりさん» 初めまして、コメントいただいていたのに気づかず…申し訳ないです(>_<)つたない文章力でいたらないところが多いですが最後まで読んでいただけると嬉しいです(^^) (2017年9月2日 23時) (
レス) id: 7fab816d7b (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - 初めまして!!藤ヶ谷さんが関係してるのかな??ってとっても気になりました!!セリフもなんか気になって続きが楽しみです♪ (2017年8月18日 18時) (レス) id: 300040b017 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mai | 作成日時：2017年7月27日 23時
