ここは、空想図書館。 (ページ3)

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愛の本、上巻ページ3

愛の本

登場人物

主人公
狭山氷雨/16歳
氷雨の彼氏
日向ハルノヒ/18歳

氷雨さん、ハルノヒ先輩に告白したらしいよ…
ええ、マジ？あの顔で？付き合えるわけないのにwww

ハルノヒ「…ひ…め……さめ…氷雨？」
氷雨「！？は、ハルノヒ先輩、ど、どうしたんですか！？」
ハルノヒ「氷雨、大丈夫？最近、ずっとボーッとしてるけど…」

ハルノヒに心配されたことに照れながらも、氷雨はいやいやいや！と首を振った。
氷雨「だ、大丈夫ですよ！あっ、せっせせ先輩っ！う、後ろ後ろ、後ろ！蜂が、蜂があっ！」

えっ、うわああああああああああ！！
いやああああああああああ！！
二人は(仲良く)叫びながら学校に走り、息を切らしていた。

ﾝｯﾊｱｯﾊｱｯﾊｱ…

ハルノヒ「だっ、大丈夫、か…ﾊｱﾊｱ…氷、雨……」
ハルノヒ「だっ、大丈、夫です…せ、先輩、も、無事ですかっ…」

ハルノヒは、ああ…と、頷いた。
すると、氷雨はこの30分の間、ショックを受けすぎて気絶し、ハルノヒは氷雨を背負って家に送る羽目になったのだった…

氷雨宅～

氷雨「ん…ふああ……あれ…なんでベッドにいるんだろ………！？はっすっえっ！！？？はるっのっひせんっぱい！！？？」

ハルノヒは、氷雨のベッドに肘を掛け、スースー寝息を立てて寝ていた。相当疲れていたのか、氷雨の大声を聞いても起きなかった。

氷雨「え、なんで昨日の記憶がなくて、しかもなんでハルノヒ先輩がここに…？」

ん～と考えに考えまくった末、氷雨はヤケクソ気味に、
氷雨「よし！！寝よう！」

……寝た。

愛の本上巻、終幕～