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12・行方不明 ページ13

私は急いでケフカ様の自室に向かった。








バンッ



「ハァ、、ハァ、、ケフカ様!」



「さっき聞きた、あの人形め、あやつりの輪がとれたか」



心配はしていなかったケフカ様だが、手中から勝手に離れたとなると、不機嫌になっていた。



「探しに、行かなくちゃっ!」



「A、むやみに動くな。」



珍しくケフカ様が正論を言ってらっしゃる。

そうだ、どこにいるかもわからないのに
むやみに動くのは危険だ。


確かな情報を集めて、見つけなくちゃ




「取り乱して、申し訳ございませんでした。」




「ま、どうせぼくちんの所に戻ってくるよ
場所の特定は、役立たず共にまかせましょ」









数日後



ティナの行方が特定された。


砂漠の上に立つ国、フィガロ城に身を潜めているらしい。




「フィガロ城、あーんなちんけな城に逃げてたとは、さっさと取り返しに行きますか〜」


「お供いたします。」



「いーや、Aちゃんは残ってもらうよ」



「ど、どうしてですか!」


自分は力不足だという事だろうか、



「ぼくちんがそう決めたんだから、残ってろ」


いつもより低い声で脅すように言われた。

従うしかない。



ティナも心配だが、ケフカ様がもしも怪我をしてしまったら、私は



「なに、ぼくちんが心配?あんなやつらに怪我の一つでもすると思ってんの?」



「、、、いえ、」




「ま、向こうがティナをかくまってるってことは、出せと言ってすんなり出すわけない、

そーなれば実力行使ですよ


じゃ、行ってくるから大人しくまってなよー」



「、、、はい、行ってらっしゃいませ。」






ティナと、ケフカ様が無事に戻ってくる事を
祈っております。

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設定タグ:ケフカ , 夢小説 , ff6   
作品ジャンル:恋愛
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remrem(プロフ) - 一気に読んでしまいました…最高でした泣きました( ; _ ; )素敵な作品を作ってくれてありがとうございます…! (2022年10月22日 0時) (レス) @page49 id: bb3768c104 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。ありがとうございます! (2019年5月13日 23時) (レス) id: d8fc23e026 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - 日紫鬼さん、コメントありがとうございます。そんなに言ってもらって、嬉しいです(^ω^)でへへ (2019年1月25日 15時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)
日紫鬼(プロフ) - なんかもう…好き(語彙力)本当に面白かったです(´;ω;`)次回作期待してます! (2019年1月15日 21時) (レス) id: aa51966067 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ65D(プロフ) - sugarさん、美しいと言っていただいて嬉しい限りです(^ω^)sugarさんのご期待に応えて、ケフカ様の短編集でも作ろうと思います。(^ω^) (2018年12月18日 16時) (レス) id: 3d1497dd53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ65D | 作成日時:2018年9月13日 2時

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