クチナシさんが逆トリしてきました

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あっという間に週末が過ぎて、今日はもう月曜日。一番気分が下がる曜日だ。




でも、今はそんな事より、土曜日のあの出来事が頭をはなれなくて気分が明るいような暗いような……




あの後、してやったり。という顔をして、「驚かされたらやり返さなきゃな。」と言って満足したようにポテトをつまんだクチナシさん。




いや、私頬についてたソースをとったわけで、唇触ってないし……！！




素であんな事をするクチナシさんに振り回されてばかりだ。




日曜日だって、洗濯物を取り込む時に、私のYシャツでお化けの真似して、挙げ句の果てに「…ねえちゃんの匂い好きだな。」って！！！




その後「オレにもこの匂い付けてくれ。」って言って着てた服脱いでまた私裸体見ちゃったし！！




相変わらず良い体でしたよこのやろう！！




…もっと羞恥心とか覚えてくれクチナシさん……




「Aおはようー、今日は何か早いね！」




「ああ、キョウか……もう駄目だよ、クチナシさんといるといつ心臓破裂してもおかしくない……」




「えっ！？どゆこと？？あっ、まさかラブハプニング……!!?」




「いやいやいや、そういうのじゃない。クチナシさんが露出しまくるしたまに見せる笑顔とか無邪気な行動がしんどすぎるってだけだよ……」




「うわー、良い事ありまくりじゃん！それでAはクチナシさんの体に興h」




何を言うかをいち早く察知した私は、素早く話題を変える。




「そう言えばキョウ。週明け覚悟しとけって言ったよね……？」




「あ、あれ冗談じゃ無かったのカナァー？？」




視線をうろつかせて焦り始めるキョウに、追い討ちをかけるべく、私はバッグからあるモノを取り出す。




「そ、それはっ………！！！」




さあ、私のターンだ。

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