クチナシさんが逆トリしてきました

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簡単に説明しよう！




多分クチナシさんが着た服は、サイズが小さかったのだ！そして脱ぐ時に頭から一気に脱ぐタイプだったクチナシさんは、某ジ○リのカオナシのようになっているのだ！！




「、あ……ぁ……」




何とか服を脱ごうとあがくクチナシさんが、まんまカオナシ過ぎてフフッと笑ってしまう。




「…笑ってないで抜いてくれよ。」




「あ、あぁ！すみません、苦しいですよね！ごめんなさい。」




思考を切り替え、カオナシ状態のクチナシさんの服の腕部分を、ミョイーンとこちら側に引く。




スポッ、




「うわっととと……」




勢い良く抜けたので、転びそうになる。




「クチナシさんは大丈っ……」




体勢を整えて、クチナシさんを見ると、




「くっ、クチナシさん、何て格好してるんですか?!!?」




脱がせたのは私だけど、まさか上半身裸だとは誰が思おうか。




「おお、そうだったな。」




焦る私とは裏腹に、クチナシさんはカーテンを閉める事なくいそいそと着替え始める。




ふ、腹筋がァッ！！




目を離せないまま、黙々とクチナシさんが着替えをするのを見る。




くそっ、欲には勝てん！！




欲って怖い。と理解した所で、クチナシさんが出てきたので、さっきの服より大きいサイズを手に取り、レジへ向かう。

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