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第33話 ページ35

Aside

なんて話をして、一段落着いたためテレビを見ているとまさとが入ってきた。

まさと「おはよぉ〜。」

A「ん、おはよ。あと1、2人来たら朝ごはん作るね…。」

とはいえ残りのメンツ的に8時台になるだろう。

まさと「今日、いつ行く?僕はいつでも良いけど…。」

A「ふみ居ないけど…まあ案として決めておくか。今日行く3人以外で料理とかできる人居たっけ?」

まりん「…それなりには。最近両親いなくなることも多かったから自炊することも多くなったかな…。家庭科5だし。」

適役いるやん。

A「ん、りょーかい。11時ぐらいには行けるようにするかな…。踊ってみたの撮影はどうする?」

多分スタジオで撮ることになるだろう。

まりん「…とりあえずあいつ(ハネル)とあいつ(芝健)の宿題が終わってからになると思う。…今日頑張るわ。」

A「ごめん、全部任せちゃって。頑張れ…。」

本当に頼りまくってるよね。ごめんね…まりん…。

まさと「今さらだけど、2人ってホント仲良いよね。」

A「…まあ、そうだね。[親友]と称してる人の中で1番親友だと思ってるから。(笑)」

まりん「残り2人はなんなんだよって話。(笑)まあ俺もかな…。1番近い位置にいると思ってる。多分世界で最も気を使わなくていい相手だから。(笑)」

残り2人は親と兄だから。( ˙-˙ )

A「でもまりんってかなり気使いがちだよね。やっぱり相手の事を思ってるって言うか…。」

まさと「健君では無いの?」

健ね…。

まりん「健は…俺にとって…[命]かもしれない。(笑)Aよりも仲良い…と、思ってるし。健は、普段は頼りなくて…俺とAで気持ちを分かちあってる感じだが、Aが危機にさらされたら心が通じあってる感じはする。そこら辺Aの兄って思う。」

もしかしたらだけど、実親に同等するぐらい、まりんと健は一緒にいるから、本当に全てわかってそうで怖い。

A「やる時はやる。重要なことになると頭がキレる。まあでも普段の脳内がお花畑過ぎるから普段はまりんと気が合うんだよね。緊急時は助けて貰ってばっかだけど…。」

逆に言えばやる時しかやらないけど。

A「まさとはそういう人いないの?」

まさと「僕か…。居ないかなぁ…。小さい頃は親のせいでほぼ毎日塾だったし、中学からも特には…。」

まさとの事を考えれば、3人もの親友がいる私は、恵まれているのかもしれない。

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作者名:なほティー | 作成日時:2019年5月24日 21時

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