第8話 ページ10
Aside
一見引き受けてもいいように見える。
しかし、1つ不明な点があった。
A「ねぇ、間違ってない？その要請。」
まりん「…全く。でも、言いたいことは分かる。」
…間違ってない。そして、まりんは私が何を言いたいかが分かっている。
ならば…まりんからの、挑戦状…的な？
望海「話についていけないんですがそれは。」
芝健「俺もだから安心して。(笑)」
まりん「お前はついてこれなきゃダメな立場だから。」
健がついていけてないのは予想通りだったりする。
A「小学校の時、私が会長ではなく書記だった理由。言っちゃあ悪いけど、会長であるちずよりも頭はよかったし、率先して何かを行う力もあったから、ちずより会長に向いてたと思う。ちず自身もそう言ってるし。それでも私が会長をやらなかった…いや、できなかった理由。それは…。」
A・まりん「虐められてる私(A)が会長だと、いじめてたやつが納得しないから。」
偶然、まりんとハモる。
まりん「児童会会長に対して反対が多いと、学校として成り立たなくなる。だから、俺は会長にAではなく、ちずを推薦した。」
望海「…つまりは、Aが書記と言うことは3年生の時に会長になってしまう。そこが問題だと。」
望海がそう言うと、健も納得したように頷いた。
A「私は…さ。会長には向いてない。生まれた時から、色が分からなくて、目の色が違って、虐められてる。つまり神様は、私がトップに立ったら全体が崩れるから、なるなって言ってるのと一緒。」
まりん「真実は分からないけど、一概にそうとも言えない。これは、俺からの試練であって、神からの試練だって、そう考えることも出来る。その目を持っているやつの真の力を見せろって。」
考え方を、変える…か。
A「私になって欲しい理由は分かった。じゃあ、望海じゃダメな理由は？」
まりん「それは…。」
やっぱり、ないのだ。だから私が会長である理由は無い。
望海「あるよ。」
瞬間、望海が声を上げる。
A「え？」
望海「私が会長だったらダメな理由。それは私が会長になる理由がないから。それと…昨日千尋が言ってた。Aも、挑戦心を持って、会長にでもなってくれれば良いのにって。」
ちずが…か。
仮に、今の望海の立場がちずだったら…心配はしてくれるけど、押し切られて、結局は私が書記を引き受けることになるか。
A「…分かった。やるよ、書記。望海には頼りまくるけど。」
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なほティー(プロフ) - Fさん» 私すんごい暇なんでやることないんですよwありがとうございます！ (2019年5月6日 13時) (
レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 前から思ってたんですけど、投稿速度神がかってますね！w (2019年5月6日 13時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
なほティー(プロフ) - まぁじですかw私も中1ですけどそれは凄いですねw (2019年5月2日 10時) (レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 私、中1で7年連続で2組なんですよ！w (2019年5月2日 10時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なほティー | 作成日時：2019年5月1日 21時
