第19話 ページ22
望海side
4時間目、昼食を食べるため、中庭に向かう。
しかし、誰も、一言も喋らないのだが。
A「ごちそうさま。生徒会の仕事やってくるね。」
数分後、Aが昼食を食べ終え、生徒会室に行くらしい。
まりん「…俺も行く。」
同じく、今食べ終えたまりんも向かう。
そしてその場には健と私の2人だけになった。
あの2人とは生徒会だったり、何かと関わりがあるが、健とはあまり関わったことがない。
やはり沈黙している。
しかし、健がその沈黙を破った。
芝健「…ちずが今のこの状況見たら、なんて言うかな？」
望海「え？」
思わずそんな声が出てしまう。
芝健「多分、元に戻ってよ！的なこと言うよね。」
元に戻ってよ…か。確かに、そう言うかもしれないけど。
芝健「…ちずがいなくなって、悲しんでるけど、俺らはそれでいいのかな？」
そして空に手を伸ばして、こう言った。
芝健「きっとちずはどこかに居て、俺達を見てる。…辛いのは分かるけど、そろそろ立ち直らないと。また、いつも通りの空気を流すために。」
いつも通り、それだけでいいのだ。
無理に幸せを求める必要は無い。
いつも通りに過ごせることが、これ以上ない幸せだって、私は思ってる。
それを難しく考え過ぎただけだ。
望海「…そうだね。落ち込んでばかりじゃ、どこかの橋本さんは喜ばないよね…。ありがとう。」
自分自身、誰に感謝を伝えているのかは分からないが、多分この感謝は健に伝えてるんだと思う。
健は、少なくとも私よりは千尋のことを分かっている。
だから、今、千尋だったらどうするか、そんなことまで考えられるのだ。
…まず私が立ち直らないと、Aだって立ち直ることが出来なくなる。
できる人から少しずつ、前に進んで行けばいい。
-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-
作者です。
謎ストーリーすいません。
そして序章に入って未だ芝健さんとまりんくんsideが1度もないというw
まあ…いいや(´・ω・｀)
では。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なほティー(プロフ) - Fさん» 私すんごい暇なんでやることないんですよwありがとうございます！ (2019年5月6日 13時) (
レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 前から思ってたんですけど、投稿速度神がかってますね！w (2019年5月6日 13時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
なほティー(プロフ) - まぁじですかw私も中1ですけどそれは凄いですねw (2019年5月2日 10時) (レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 私、中1で7年連続で2組なんですよ！w (2019年5月2日 10時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なほティー | 作成日時：2019年5月1日 21時
