第1話 -続- ページ3
Aside
女の子「初めまして。原野 望海(ﾊﾗﾉ ﾉｿﾞﾐ)。よろしくね。貴方は？」
A「野村 A。よろしく。突然なんだけど、ダンスやってるよね？」
健とまりんと一緒に、ダンスの大会に行ったことがある。
その大会の男子の部門では健が優勝していたが、確か女子の部門では原野が優勝してたはずだ。
あの無駄のない綺麗な動きは鮮明に頭に焼き付いている。
望海「やってるけど…なんで知ってるの？」
A「やっぱりか。2017年8月3日。大阪市で行われた全国ジュニアダンス選手権(適当)の小学生の女子部門。そこで優勝してたでしょ？ジュニアのダンス界では知らない人は居ないぐらいの有名人。その無駄な動きがない踊り方と、自分の魅せ方がしっかりと分かってるとこが上手いとされている。違う？」
覚えている情報を全て言う。
望海「え、もしかして習ってる？確かに優勝したし、上手いとされてる部分はそこだけど…。」
うん、完全一致した。
A「鈴木 健太って分かる？」
望海「…その大会の男子部門の優勝者だよね？」
A「そう。私はそいつと幼馴染で、色々な事情で家も一緒。ついでにこの学校。その時連れとして大会に行っててね。あの踊り方には魅力されたから覚えてる。」
まあ正確には瞬間記憶能力持ってるから覚えているのだが。
望海「家が一緒なのね…。覚えてくれてたのは嬉しいかな。ありがとう。えっと…聞いていいのかわからないけど、前髪、長くしてるのはなんで？」
さすがに、聞かれるのは想定内だ。
A「虹彩異色症って分かる？オッドアイだから。そのせいじゃないけど右眼が赤黒い。それと左眼を網膜剥離って言う病気で視力が0な上、目が白い。だから眼帯してる。それと…色覚異常。色が分からない。」
望海「…大変だね。…ねぇ、橋本 千尋って分かる？」
え、ちず…？何故知っているのだろうかと一瞬混乱するが、考えてみれば簡単なことかもしれない。
A「塾…一緒なの？」
望海「今の情報だけでそこまでたどり着けるんだ。うん、塾一緒。少なくとも、塾の中では私が1番の友達だと思ってるけど。よく野村さんのことで悩んでたよ。名前が一緒なだけだと思ってたけど、今の目の情報で確信したよ。」
原野さんは目のことをちずから聞いてる。ちずは私の事を他人には滅多に話さない。
そう、本当に信じてる人しか。
なら…原野さんは、ちずが信用した人。つまり、私が信用すべき人。
A「…これからよろしく。」
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なほティー(プロフ) - Fさん» 私すんごい暇なんでやることないんですよwありがとうございます！ (2019年5月6日 13時) (
レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 前から思ってたんですけど、投稿速度神がかってますね！w (2019年5月6日 13時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
なほティー(プロフ) - まぁじですかw私も中1ですけどそれは凄いですねw (2019年5月2日 10時) (レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 私、中1で7年連続で2組なんですよ！w (2019年5月2日 10時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なほティー | 作成日時：2019年5月1日 21時
