第9話 ページ11
Aside
中学に入って1ヶ月が経った。
虐めに関しては今まで通りなのだが、問題はそこじゃない。
中間テストである。
私にしてみれば問題では無いのだが、問題は健だったりする。
芝健「や！ば！い！全くわからんのだが…。(´・ω・｀)」
A「知らない。あと、うるさい。」
私はスマホを見ながらそう言った。
芝健「…いいよなぁ、カメラアイ。」
A「知らないから…。そんなこと言ってる暇があれば勉強すれば？」
カメラアイについては私のせいでもなんでもない。生まれつき持っていたものだ。
その能力を持っている私は、全校生徒がテスト勉強で焦っているであろう中、スマホをいじることができる。
そして時は経ち、テストが返却された1週間後。
いつもの4人で集まった途端、その話になる。
望海「そう言えば、テストの点数は？」
まりん「国語98点、数学100点、理科94点、社会96点、英語100点。合計488点。」
望海「私は国語94点、数学84点、理科86点、社会98点、英語80点。合計442点だったよ。」
2人は普通に点数を発表する。
望海「Aは？…良い意味で嫌な予感はするけど。」
A「私ねー…500点。」
良い意味で嫌な予感は的中していたけれども。
まりん「…やば…やば…。」
まりんの空いた口が塞がってない感じにツボりそう。
A「で、健は？」
芝健「国語42点、数学12点、理科28点、社会58点、英語40点…合計180点ですけどなにか…？」
予想以上に酷かった。
A「それさ、北野高行けると思ってる？」
芝健「思ってない…。(´・ω・｀)」
まりん「行ってもらわないと、お前もだけど俺らも困るから。」
望海「まあ私は北野高行かないけどね。」
サラッと衝撃発表したな。
A「…マジで？」
望海「うん。勉強の実力は頑張れば多分なんとかなるけど、勉強じゃなくって。ダンス本気でやりたいから、ダンスの強豪校行きたい。」
まあ望海らしいか。
望海「というかさ、健の前に触れるべきところあるよね？」
まりん「あぁ…思いっきりな。」
芝健「5教科全部満点とかどんな神経…。」
A「こんな神経。」
そんなにテストは難しくなかった。まあ5教科で1番苦手なのは国語なため、そこだけ一応入念にノートを見ておいた。
漢字は暗記だから私の勝ち。
とりあえず、健が勉強出来ないと改めて感じた1日だ。
と言うかまりんが塾にも行ってないくせに全教科90点以上だったのは凄いと思う。
私が言っても説得力ないが。
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なほティー(プロフ) - Fさん» 私すんごい暇なんでやることないんですよwありがとうございます！ (2019年5月6日 13時) (
レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 前から思ってたんですけど、投稿速度神がかってますね！w (2019年5月6日 13時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
なほティー(プロフ) - まぁじですかw私も中1ですけどそれは凄いですねw (2019年5月2日 10時) (レス) id: 11b988fb67 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - 私、中1で7年連続で2組なんですよ！w (2019年5月2日 10時) (レス) id: fdd5a130d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なほティー | 作成日時：2019年5月1日 21時
