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VIRTUALAND SYSTEM
└読みは『バーチャランド・システム』(『バーチャル』と『ランド』を結合させた造語)。世界中の科学者・研究者達の研究の賜物であり、今や人々の生活の要となっている重要な世界である。人々は各々なりたい姿になって生活することができ、それがバーチャランドの一番の魅力だという。現実世界の体と感覚をリンクさせている為、寝る・食べる・聴く・嗅ぐ……等現実世界と何ら変わらない生活を送ることができる。
また会社や学校・図書館・ショッピングモール等様々な現実の施設がバーチャランドに移行しており、バーチャランドにいるだけで何不自由のない生活を送ることができる為、今や全人類の99％以上がこの世界で生活をしている(言わばバーチャランドは現実世界の複写であり、美しい容姿や体力の限界がない等の要素が付け加えられている。まさにワンダーランド)。
但し、バーチャランドには最大4日連続でしかログインができず、其の期間を過ぎてしまうと強制的にログアウトしてしまう。現実世界での体の健康状態を悪化させない為の処置らしい。
fixer
└バーチャランドにおけるアンチヒーローであり、目的は“電子からの開放”。
とある高校の生徒達男女7名で構成されている。全員が都市伝説研究部の部員であったらしく、以前までは友人曰く『只の厨ニ集団』であったそうだが何らかのキッカケの後、バーチャランドに対し声を上げることとなった。現在は指名手配され逃走中である。
どうやら“力”らしきものを手にしているらしく、其れを使い大人に対抗しているという。
力
└fixerのメンバー全員が持つ“能力”のことを指す。能力の種類には彼らの性格や夢、精神状態＿＿そして“罪”が著しく関わっているらしく、其々で能力の性格もジャンルも効力もまったく異なっている。政府が彼らを“指名手配”した理由は、表向きにはバーチャランドの破壊という重罪、となっているが、裏では、彼らを捕らえての能力の研究を目論んでいるらしい。然し研究の方は余り優先順位が高くない為、fixerERに対する政府の措置は容赦がない。
政府
└他国との化学競争に疲弊した為か、実際の日本政府よりも倍過激。また犯罪などどうとでも隠しようのあるバーチャランドの秩序を保つ為、“殺人を見かけたら迷わず殺せ”という命令が警察に出されている。其の為、fixerのメンバー達も瀬戸際に追い詰められれば殺されることも否めない。
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