陰キャヲタクな現代人にここは厳しい世界です【薬屋のひとりごと】

巨乳ってなりたいとは思わないけど普通に尊敬する ページ17

途端、くすくすと笑い声が聞こえてきて振り替えると、口許を隠して笑っている玉葉妃がいた


あ、つい……




玉葉妃「あははっ！面白い子ですこと」



壬氏「玉葉妃……」



『Aと申します。今日からお世話になります』



玉葉妃「ええ。……貴方もやや子の恩人だと聞きました」




言葉と共にペコリと頭を下げる玉葉妃

……すごい場違いな考えだけど胸やばあ






『福眼ですありがとうございます(いえ、人命の為ですから)』


猫猫「……お前、多分間違ってるぞ」


『……あ』





狼狽える私、吹き出すようきゃと玉葉妃、頭を抱える紅娘

うーん、幸先不安だ





『いやあ、すみません。口が滑りました』



壬氏「否定はしないのか……」



『こんな立派なものを否定するなどとんでもない！！』



ばばーん、と云う効果音がつきそうなムードで玉葉妃の胸を指し示す


同時に陽キャこと壬氏様の顔が虚無った





壬氏「ああ、そう……」



猫猫(知ってたがあらためて聞くとやばいなA。ちょっと壬氏様に同情できる……)





あれ、なんだろう

この友達が離れていくときに感じる喪失感は……

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←話聞かないやつって強いよね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す