検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:35,386 hit
小｜中｜大

34 ページ37

なんとか朝の回診も終わって、神宮寺さんの病室を出ていこうとしたとき、





「夜。」




「え…？」




「夜、来て。俺のとこ。」



神宮寺さんがあまりにも甘い声でささやくから、断ることは不可能で。




「う、うん。」



そう言ってそそくさと廊下に出た。






神宮寺さんに振り回されっぱなしだ。




なのに、どこかで





それを楽しんでいる自分がいる。








気づきたくないのに、薄々気づいてしまっているのかもしれない。







それがわかったのは、夜だった。

35→←33



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.5/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
91人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

きむちぃ(本人) - 読んでの感想などを頂きたいです！ (2018年11月24日 22時) (レス) id: f08669512f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：きむちぃ | 作成日時：2018年10月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。