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181.いつもと違う ページ26
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｢え･･･｣
｢･･･なんてね？｣
潤くんは悪戯っ子みたいな笑顔を見せて再び笑う。
｢そこまで、お前らに深入りしねぇよ(笑)｣
｢･･････｣
｢それに、Aのことだから暫くしたらボロ出しそうだし｣
･･･それは、否定できない。
だから、潤くんの言葉に、うん･･･そうかも･･･としか返事ができなくて
潤くんは、また笑った。
｢今日ね、｣
｢う、うん｣
｢大ちゃんの彼女見ちゃったんだよ｣
そう言った潤くんの顔は
いつになく、楽しそうだった。
｢だから、ご機嫌なの･･･？｣
｢え、そーゆう反応？(笑)｣
潤くんは、もっと驚けよー！って
くそー！って悔しそうにしてて
それがなんだか最近見ない潤くんの心から楽しそうな表情に見えて
潤くんの中で何か変わったのかなって、直感的に思った。
｢びっくりしたよ(笑)｣
｢Aに気使われてる？俺(笑)｣
｢今更気なんて使わないって(笑)･･･へーぇ。大野さん彼女いるんだね｣
｢オンナなんてキャバのオンナしか知らなそうなのにな｣
｢それ、失礼じゃない？？｣
クスクス笑うと、潤くんは鼻歌を歌いながら料理に取り掛かった。
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作者名：にゃん | 作成日時：2017年12月4日 19時
