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いろいろと突っ込むべきだがそもそもこの世界に突っ込みどころが満載なのでナミがそういうのが分かっててもおかしくないか…
ナミ 「別に今の発言に深い意味はないですよ。ただ、本当にわかるだけですから」
A 「ああ…分かってる」
ナミ 「ならよかったです!」
そういうとナミは年相応の笑顔で笑った
ナミ 「それで提案なんですけど百夜ミカエラと接触するためにフェリドなんとか…えっーとなんだっけ…あーもうフェリドさんでいいや。フェリドさんと仲良くするのはどうでしょう?友達とはいきませんがクローリー・ユースフォードみたいに…」
ナミ…クローリーの名前はフルネームでてくるくせになぜフェリドは出てこなかったんだ…
このときばかりは少しだけフェリドが可哀想に思えた
いや、やはりそんなことはどうでもいい…
それよりもなんだって…俺がフェリドと仲良くする?
A 「そんなのは無理だ。俺にとってフェリドと仲良くすることは死刑宣告と一緒だ」
ナミ 「そんな我が儘言ってる場合ですか? 早く元の世界に戻りたいんでしょう?」
それもそうだ…だがせめてあいつだけは…
せめてクローリーがいい
ナミ 「多分これが一番いい方法です。フェリドさんに接触すれば百夜ミカエラとも接触できる。そしていずれかは百夜優一郎とも…これが元の世界に戻る一番の近道だと思いますが」
ナミは半ば脅しのようにいう
しょうがない…ここは少し腹をくくろう
A 「分かった…少しだけなら」
ナミ 「少しだけってなんですか…まあいいです。実行してくれるのであれば… そういえば上位始祖会の時間までもう少しではないですか?」
ナミに言われ時計をみると確かに始まるまでもう少しだった
ナミ 「早くいかないとまた迷子になるんではないですか?笑」
こいつ…また俺が年上ということを忘れてはいないだろうか
A 「いや、時間になったら部屋まで呼びに来てくれるらしい…」
ナミ 「そうなんですか…また迷子になったら面白かったのに笑」
もういい…流そう
ナミ 「それにしても誰が迎えに来るんですかね?」
それについては俺も知らない
でも迎えに来るくらいだから下級の吸血鬼だろう…
ナミ 「フェリドさんだったら面白いですね」
A 「冗談でもやめてくれ…鳥肌がた…」
コンコン
こんな会話をしてるうちにどうやら来たらしい
? 「クラウドく〜ん、迎えにきたよ〜」
ああ…俺はとことんついてないらしい
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サラ(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年7月30日 10時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
りんか - めっちゃ好きです!更新がんばってください (2022年4月29日 15時) (レス) @page45 id: 7a83b531ad (このIDを非表示/違反報告)
沙夜 - 何ですかこれは。超私好みの作品じゃないですか。作者様、弟子にしてください。応援してます。 (2018年8月15日 23時) (レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
yura(プロフ) - 設定がものすごく好みです!忙しいかもしれませんが作者さんのペースで更新頑張ってください! (2017年8月8日 6時) (レス) id: 386d23d189 (このIDを非表示/違反報告)
流れる - めちゃ面白いです!めっちゃ続きが気になります!便新頑張って下さい! (2016年11月8日 18時) (レス) id: 81601c6819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんの | 作成日時:2015年11月19日 0時