久々の団欒 ページ38
Arsenal side
JA「飲むか？」
珍しくArsenalが声をかけてきた。
夜遅くの、みんなが寝静まった深夜。ホールにおるのは俺だけやから、もちろん俺に向かっての言葉やろ。
「もらう」
JA「はいよ」
「珍しいな。お前から誘うって」
普段やったら、「店の酒や！」とか言うて飲ませんくせに。
JA「まぁ…いろいろあったからな」
苦笑いのJacky。確かに、龍山組の狙いがMacやとわかってから、みんな変わってへんように見えて変に気を張っとる。
情報収集の相手が龍山組の上に、狙われてるのは俺らのブレーンなんやから当たり前っちゃ当たり前なんやけど。
そんな中、JackyとMacはいつもと変わらず振る舞っとった。
みんなの張り詰めた空気を和らげたり、支えたり。
さすがやな、とか思っとったけどやっぱり2人だって平気なわけないんやな。
「んなら、Mac呼べよ」
JA「Mac？」
眉をしかめるJacky。
「ええやんけ。久々に年上3人で飲むんも悪ないやろ」
JA「……まあいいけど」
おっしゃ。
「どうせまだ寝てへんやろ？呼んでくる」
JA「どーぞ」
ガチャガチャとつまみやコップを用意しているらしい音を聞きながら、執務室へ向かう。
「Mac？」
M「どうぞ」
ドアを開けると、机に座って何か書類を見とった。
M「なんかあったか？」
「休憩や」
M「休憩？」
「久々に、飲もうや」
Macは少し驚いた顔をしてから、すぐに微笑んだ。
M「ええな」
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Runa Nagatuka(プロフ) - はじめまして！小説読ませていただきました！めっちゃ続きが気になります！お忙しいとは思いますが次の更新待ってます！がんばってください！ (2020年9月20日 22時) (
レス) id: f4ef6cdfaf (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます！ (2020年7月25日 8時) (レス) id: 14698a6b0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - 更新頑張ってください！続き楽しみにしてます♪ (2020年7月19日 8時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2020年6月20日 22時
