マルク+αを、アニカビ世界にぶっ込んで“カオス”にして見たどすえ♪《11》

《第253話》少女と女帝 ページ24

タランザ「セクトニア様、これは一体？」

セクトニア「ミラクルマター……先日…ナイトメア社から、借契約して買いましたの……」

タランザ「……そうなんですか…」

セクトニア「……そ」

タランザ「……」


最近…随分と、口数が減って来てしまった…女王セクトニア様……

今……午前のティータイムも、何度も何度も話しかけて居たけど……

ある程度の言葉を発するだけで……

悪口も暴言も…誉め言葉すらも言わず

ただ

ぼんやりとハーブティーを口にする位だった……


タランザ「セクトニア様……何か、体調でも……」

セクトニア「いえ……なにも……」

タランザ「しかし……」


《ガシャン》

女王様のティーカップが手から外れ、中からハーブティーが溢れた……


タランザ「あーあ、女王様ったら……ボーっとしてるから……気を付けて下さい、女王様…」


……女王様!?
……女王様の!?
……女王様のは!?


タランザ「…羽根…が……と………れ…………」

セクトニア「……い…た………」


……羽根…が…取れて…しまった……

そして…

私の目の前に…倒れ込んだ私のねぇさんが現れた……

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