風邪【к.п×s.у/ρ】 ページ3
〜s,у,ρ side〜 現パロ(※恋人設定)(続きます)
「…あかん、立てへん。」
目が覚めた時から何となく怠さは感じていた。
が、そんな大した事は無いだろうと、起き上がり、立ち上がろうとした。…が、立ち上がれなかった。
立ち上がろうと足に力を込め、体重を掛けようとした時、ふらついて、ベッドに倒れ込んでしまったのだ。
これはもう駄目だな、と思い、会社に連絡を入れようと起き上がり、携帯を手に取り、はっとする。
＿＿今日仕事休みやわ。
今日は待ちに待った休日だったのだ。まぁ、それも今、風邪で潰れようとしている訳だが。
携帯を持ったまま、再びベッドに倒れ込むと、ふと目に入る先輩の名前。
こんな時くらい彼に助けを求めてみても良いだろうか、なんて考えていれば、自分の手の内で震える携帯。
そちらに意識を移せば、つい先程、先輩からメッセージが来ていたらしい。内容は、今日遊ばないか、なんてもので。…生憎今日は風邪で動けそうに無い。
考えた結果、素直に言ってしまおうと、
s.y,pすんません、今日は遊べそうに無いです。
と打ち込めば、すぐさま返信が返ってきて、
k.nどうしたん、何かあったんか?
と。ここは誤魔化す理由も無いので、素直に風邪を引いたと返す。すると、
k.nちょっと待っとれ、
とだけ返ってくる。何をする気なんだと考えるも、ろくに頭が回らない。そのまま寝てしまおうかと考えていれば、インターホンの音が聞こえる。
よりによってこんな時に、と、思いつつ、覚束ない足取りで、玄関に向かう。
なんとか玄関に辿り着き、扉を開ければ、少し息を切らした彼が立っていて、
「え、どうしたんすか、」
と、思わず声に出すと、さも当たり前かの様に、
「え、風邪引いたんやろ?せやから看病しに来てん、」
と、言葉を発しつつも、少しふらついた俺を支え、
「大丈夫か?」
と声を掛けてくれる。
「…あんま大丈夫じゃないっす、」
と、彼の前で珍しく強がらずにいると、少し驚いた様な表情になるが、直ぐに優しい顔になり、
「せやんな、ベッドまで支えてやるから、ちょっと頑張ってな、」
と、微笑まれる。…ほんまに先輩なんか、と突っ込みたくなる程、いつもとかけ離れた表情を見せる彼。少し持たれかかり、支えて貰いながら、ベッドまで辿り着けば、優しく支えられ、寝かされる。
…ほんまに先輩なんか、と馬鹿げた事を思ったのは内緒にしておこう。
ラッキーカラー
あずきいろ
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ねる(プロフ) - れふさん» よかったー！これからも見に行くね！ (2019年11月22日 17時) (
レス) id: 1da7fdd481 (このIDを非表示/違反報告)
れふ - ねるさん» 確認遅くなりまして申し訳ありません。コメント有難う御座います。ﾊﾋﾟｴﾝは自分の好みで…、そう言って頂けると嬉しいです。そしてしまちゃん、合ってますよ!! (2019年11月17日 14時) (レス) id: 2a5b322da8 (このIDを非表示/違反報告)
ねる(プロフ) - 初コメ失礼します！全部ハピエンが最高です！これからも見にきます！あと、あの間違って無ければですけどcolorsのしましまです。わかりますか？ (2019年11月10日 13時) (レス) id: 1da7fdd481 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - れふさん» ハピエンがいいので嬉しいです！ (2019年11月10日 9時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
れふ - きのこ(em推し)さん» ﾚｽ遅れました、すみません。了解致しました。私がその様なものを書くと十中八九ﾊﾋﾟｴﾝになるので御理解下さい() (2019年11月10日 7時) (レス) id: 2a5b322da8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れふ | 作成日時：2019年7月27日 15時
