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22話 ページ22
『行ってきます』
「ん、頑張れよ」
Aは自宅を出ると駐車場に停めてあった自分の車に乗る。駐車場を出て少しすれば朝のヨコハマの街。とても綺麗だ。
「西条先生、おはようございます。あ、指輪変えたんですか？」
『嗚呼、恋人とペアリビングなんです』
この前の同僚の先生だ。
「うっそ！おめでとうございます、初ペアリング！！」
『ありがとうございます』
気づいてもらえると嬉しいものなのだなと気づいたAだった。
「そうだ、西条先生、私も結婚を考えている相手ができたんですよ！」
『おめでとうございます、良かったですね』
「はい、ありがとうございます！」
そんな話をしているとホームルームが始まるチャイムが鳴った。
『では、そろそろ行きましょうか』
「そうですね」
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作者名：草生える | 作成日時：2022年7月27日 12時
