18話(注意) ページ18
数時間後。
「左馬刻が寝てしまいましたね」
「疲れていたのだろう。今度、小官が作った料理をご馳走したいな」
『俺が部屋に運んでこよう』
Aは左馬刻を姫抱きして部屋に運んだ。
『軽かったな。ちゃんと食っているのか?』
ベッドに左馬刻を下ろすと、Aは部屋を出ようとした。
「行くな」
左馬刻はAの腕を掴んだ。
『どうした?』
「俺様のとこにいろ」
腕を引かれたAはバランスを崩してベッドに倒れた。
『左馬刻、』
腕を引いた左馬刻の顔は火照って赤くなっていて、Aは理性を保てそうになかった。
『襲いたくなってしまう』
「それが目的だって言ったら?」
Aはとても考えた。リビングには他のメンバーが居るため、声が聞こえてしまう。
『悪いがこれで我慢してくれ。あと、声はできる限り抑えろ』
そう言ってAは左馬刻のズボンと下着を下ろした。そして左馬刻のものを手に取ると上下に動かした。
「んっ…」
酒が入っているため、そこまで固くはならない。
「んぁっ…」
『静かに』
Aは左馬刻の口を自分の唇で塞いだ。
「ふっ…ん」
左馬刻の甘い声と少し荒い息遣いが部屋に響く。
「いくっ…」
そう言った左馬刻はAの胸に顔を埋めて抱きついた。そして少しすると左馬刻のものから白濁した液体が吐き出された。
『ん、よく声を我慢したな』
Aはベッドサイドに置いてあったティッシュを取り、それを拭き取る。
少しすると左馬刻はまた眠ってしまった。
『あ、指輪渡しそびれたな』
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作者名:草生える | 作成日時:2022年7月27日 12時