Part10 ７人目は新一年生 (ページ29)

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473話　理解出来ないページ29

日向・伊月・木吉水戸部・Aで試合は再開された

木吉は変わらずに紫原をマークしている

紫原「懲りないねホント」

木吉「え？」

紫原「やっぱり理解出来ないなぁ

勝てないのに努力する人間の気持ちは」

木吉「勝てるかどうかなんて関係ない

目標に向かって努力する事なんて楽しくてしょうがないさ」

紫原「(睨」

木吉「お前は楽しくないのか？バスケ」

紫原「はぁ？(怒」

シュッ

話をしている間にAからパスが回った

木吉は軽やかにキャッチし、紫原を交わしてジャンプ

紫原「！」

後を追いかけるようにジャンプするとすぐに木吉の前に現れた

紫原「そういう事平気で言ってウザいんだよ

お前も黒ちんも！」

シュッ

ボールを片手に持ち直し、投げた

降旗「ダブルクラッチ！」

紫原「どうせ負けるのに小物が充実した気分になってんじゃねぇよ！(怒」

バンッ

ボールは手のひらに当たり、跳ね返された

氷室「！まだだ！」

貴方「気づくの遅いですよ」

Aはボールを受け取るとすぐに投げた

バンッと手のひらで受け取ったのは木吉だった

福井(なっ！？いつの間に！？)

シュッ

フリーの木吉はその場からボールを投げた

氷室(Ｃの彼がスリー！？)

貴方「入る」

ガンッ

ボールは力強くゴールに入った

ピーーーーッ

「「オォォォォォォォォォッ！！」」

誠凛「よっしゃぁぁぁぁぁ！！」

小金井「木吉ー！！」

盛り上がる誠凛ベンチ選手

木吉達は走りながらハイタッチを交わした

紫原「ていうかまぐれでしょ」

岡村(データに木吉のスリーなど無い

とても後が続くとは思えん)

福井(秘策にすらなってねぇよ)

伊月「あの場でAが打っても良かったんじゃないか？」

貴方「点は同じですけど気持ちが違いますから

やっぱり２年生が入れると気合入りません？」

伊月「まぁそうだな」

貴方「大丈夫ですよ負けるなんてあり得ませんから」

伊月「頼もしいな(ﾌｯ」

貴方「試合はこれから

まだまだ逆転のチャンスなんてゴロゴロ落ちてますから(微笑」

その後も試合は続いていく

取り返すように氷室が点を決める

日向「(ﾁｯ」

木吉「気にするなこっからだ」

伊月「うん」

貴方「はい」

日向「そうだな伏線はここまでだ

いくぞイージスの盾破り」