本領発揮 ページ32
シュッシュッ
何かが暗闇で光った
ドォンッドォォォンッ
壁が切られ、校庭に落ちていった
天井も振動で少し崩れてくる
ベル「シシシシシッ
はぁぁぁ……っ
流しちゃったよ 王族の血を」
ベルの口元がニヤける
獄寺「!(何だコイツ?)」
・
マーモン「始まるよ
プリンス・ザ・リッパーの本領が」
ベル「シシシシシッ シシシシシッ」
狂ったように笑い続けるベル
そんなベルを睨むように見続ける獄寺
ベル「ドクドクが止まんないよ!」
獄寺「どうなってやがる?」
・
綱吉「笑ってるよ」
シャマル「切れたようだなぁ」
貴方「えぇ…」
・
スクアーロ「アイツの寄行 相変わらず理解出来ねぇぜ」
マーモン「切り裂き王子 プリンス・ザ・リッパー
彼は生まれながらにしてヒットマンなんだ
無邪気で剥き出しの残虐性
ベル程暗殺部隊ヴァリアーに相応しい人間はいない」
・
獄寺「よく分かんねぇが…」
シュッ
ダイナマイトに火をつけた
獄寺(意図は見破ったんだ
もう風の中、ロングレンジのナイフは来ねぇ
一気に行くしかねぇぜ)
ベルを睨み続ける
獄寺「ロケットボム!」
シュッ
ボムをベル向けて放った
ボムは火薬で方向転換しながら飛んでいく
ベルはフラーッと笑顔で前を向いた
・
バジル「避けない…のか!?」
山本「どうするつもりだ?」
貴方・リボーン・シャマル「……」
・
獄寺「勝負あったな」
ベル「シシシッ」
ベルは狂ったように笑い、走り出した
そして、ナイフで一本ずつ火を消し始めた
数本残ったダイナマイトは爆発直前に避けた
ベル「はぁぁぁぁ…っ!!」
綱吉「か、交わした!」
リボーン「ただ交わしたんじゃねぇ」
綱吉「え?」
山本「全く無駄がねぇな」
シャマル「あれほどの身のこなしとはな…」
・
レビィ「いよいよ奴らしくなって来たな」
マーモン「うん
キレてこそベルの天賦の才能は冴えわたる」
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宝石姫 x他1人 | 作者ホームページ:http://onegaimymerodyi
作成日時:2019年8月13日 16時