26枚目 ページ28
貴女side
公園で某もふもふさんと謎の茶髪くんに立ちはだかられています
どうすればいいんでしょう
「で、結局この人は誰なの」
「え〜教えよっかな〜どうしよっかな〜…んふふ」
さっきから茶髪くんの問いに答えずただただじらすだけの行為を繰り返しているまふまふさん。
一体何がしたいのだろう…
とりあえず、話が進まないので自己紹介しようかな…？
「えーと、初めまして私は((絵師名さん待って!!!!
えええ……なんて理不尽。というかもはや名前言っちゃってるじゃん
そっと茶髪くんのほうに目をやると、こちらを凝視していた。
そしてその体制のまま喋りだす
「絵師名さん、だっけ？まふくんとどういう関係なのか知らないけど、なんか企んでまふくんに近づいてるなら直ぐにやめたほうがいいよ」
あ、待ってこの人そもそも誰か分からんし、相手も私のこと分からないのか…
なんか絵師名と聞いて知らないっていう人初めて会った気がする
いや、大手歌い手さんが私のこと知ってるって時点で奇跡なんだった
「だって、」
ん？なんか続きあるみたいだ
「まふくんって、キレたらやばいからね？気を付けないと」
「えっ……い、いやっ違うよ！？絵師名さん勘違いしないでね！！？僕キレても安全だから！」
「いやいや、え？」
「え？」
「「ええ？」」
待って普通に仲間想いでいい人じゃん茶髪くん、て思ってたのに？
いや普通に仲いいのに？貶す？
……いや、仲いいから貶せるのか。そうかそうか
＊
「で！結局誰なのこの人は！」
「わかった、わかったから落ち着いて」
結局まふまふさんが折れることで収まったようだ。
「この人は絵師名さん。絵師さんだよ、ほら、この前投稿した曲の絵を描いてくれた人」
「……ああ、あの人か。なんかごめんね、いきなりまふくんがキレたらどーたらこーたら言って」
「いやだからその話はもう出さないって…」
「はいはい」
いやあ、仲がよろしいですなあ。もう見てるだけで癒し。眼福、眼福。
『あ、そういえば私、茶髪くんの名前知らないんですけど…』
その瞬間、ポカンとした茶髪くんの顔が視界に映る
後ろでは、茶髪くん…wwとなぜかツボっているまふまふさん
あ、な ん か や ら か し た よ う な 気 が す る
『すみません……』
コミュ障が勇気振り絞って声かけた瞬間に失敗した
いやそうだよね普段人相手に話さないもんね
……誠に申し訳ありませんでしたぁあああ!!!!
字数←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮翔(プロフ) - humihumio01 (2020年2月16日 16時) (
レス) id: 46255b4e1b (このIDを非表示/違反報告)
Petrichor(プロフ) - 恋花ﾚﾝｶさん» ありがとうございます…嬉しい！コメントをいただくと、ちゃんと読んでもらえてるんだと思えて心が温まります(*^o^*) 更新頑張りますね！ (2019年12月30日 14時) (レス) id: b08c19ea18 (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - これからの展開が楽しみです！更新待ってます。無理をしない程度に頑張ってください！ (2019年12月30日 13時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Petrichor | 作成日時：2019年8月30日 14時
