25枚目 ページ27
貴方side
とりあえずブランコに座って落ち着く。
隣にまめぼうろが座る。
「で、どうしてこんなとこにいたの、まめぼうろは」
「……僕が、この付近に住んでるから、かな」
「へえ…引っ越したの」
うん、と彼は頷くとコーヒーを啜った。
それにしても、だいぶん調子戻ってきたな、こいつ。
普段まめくんは喋るときに絶対……って付くし。
やったあ、すごく馴染みのあるまめくんが帰ってきた！
いやあ、本当に今日はいい日だ。
・
ふと脳裏をよぎる、あの会話。
ｰｰｰｰｰｰｰｰいいよなあ才能のあるやつは！ｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ苦労なんて知らずに楽に生きてんだろうなあ君はｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰｰだって、ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰｰｰ僕の生き甲斐を潰して何も感じてないんだろｰｰｰｰｰｰｰｰ
・
ッ…………
「……どうしたの、」
こんなに優しいまめくんがあの言葉を吐いたなんて。
「A…？大丈夫？」
もしかしたら、私の思い違いかもしれない。
きっと、いや、絶対そうだ。
まめくんがあんなこと言えるはずが、ない……
「A((」
「…ああ大丈夫！気にしないで。で、何か用があるんでしょ」
なんで毎回被せるの、とぼやくまめくんに笑いながら要件を聞く。
「あー……もし良ければなんだけど、」
あーーーっ！！！！
横で話を遮られたまめくんが舌打ちした。
怖っ
「絵師名さん！おぉーい！」
入り口から高めの声が聞こえてくる。
そちらに目を向けると、まふまふさんがいた。
その隣には、見覚えのない茶髪さん。
こちらにだんだん近づいてくる。
横に座っていたまめくんが立ち上がって紙を押し付けてきた。
「……えっと、じゃあまた〜」
じゃあね、と足早に立ち去っていく。
待て待て待て、私を一人にする気か！？
……うそだろ。
気づけば眼前に迫るまふまふさん。
慌てて渡された紙をポケットにしまい、ブランコに座り直す。
「絵師名さんですよね！お久しぶりです！」
「ねえまふくん、この人誰？」
何 故 こ ん な と こ ろ で 遭 遇 し て し ま う ん だ ((白目
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蓮翔(プロフ) - humihumio01 (2020年2月16日 16時) (
レス) id: 46255b4e1b (このIDを非表示/違反報告)
Petrichor(プロフ) - 恋花ﾚﾝｶさん» ありがとうございます…嬉しい！コメントをいただくと、ちゃんと読んでもらえてるんだと思えて心が温まります(*^o^*) 更新頑張りますね！ (2019年12月30日 14時) (レス) id: b08c19ea18 (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - これからの展開が楽しみです！更新待ってます。無理をしない程度に頑張ってください！ (2019年12月30日 13時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Petrichor | 作成日時：2019年8月30日 14時
