理想の彼氏 ページ29
※オリジナル
ドイツと聞いてから、系さんは
ご機嫌で荷物の整理をしている。
夕「A…さみしくないのー？」
ご機嫌な系さんを見て笑う私に
夕子が不機嫌そうに聞く。
『んー？系さんが幸せならそれでいいかなーって』
ミ「いいなー。私もAみたいな
彼氏ほしいー。」
コーヒーを入れながら、
呟くミコトに全員が固まる。
『ミ…ミコト？彼氏ほしいの？』
夕「あんた、あれだけ彼氏いらないって…」
六郎くんに関しては
コーヒーを吐き出してしまい机が大惨事。
坂本さんはニコニコとこちらを見ている。
系さんも準備の手を止め、
口がぽかーんと開いている状態。
ミ「何？そんなみんなでびっくりして。
Aみたいな、距離感がいいなーって。
『遠くに行くから寂しい』とか、
『仕事と俺とどっちが大切なのー？』とか
いちいち言われるの面倒くさいじゃない？
Aはそんなこと言わないみたいだし
いいなーって。ただそんだけ。」
夕「あー！分かるわー！
最近の男って女より女々しいのよねー！
それ、私が言うセリフだわ！ってね！」
あっはっはー！と笑う2人。
嬉しいような悲しいような。
坂「でも、Aちゃんがもし
男の人で彼氏になったとしたら
あぶなっかしくて、たまらないねー。
何するかわかんないもん。」
『あ。坂本さんひどい。』
どういう意味だこら。
六「確かに、無茶するし
思い込みや想像で動くし。」
『まって、六郎くん待って。』
ミ「それは大変かもー」
夕「そう？それはそれでかわいいじゃない。
守ってあげたくなるーって」
ミ「あー、そういう考えもあるかー」
『みんな、待って…私女だから。』
中「それより何よりAは俺のだ。」
夕「はーいはいはい。
すいませんでしたー。」
ミ「中堂さんも女々しいですよね。
うっとおしい。」
夕「ぶふっ！！」
ズズっとコーヒーを飲み干すミコトが呟く。
中「は？」
ミ「女々しい男は嫌われますよ？」
中「俺のどこが女々しいんだ」
ミ「全部言ってたら日が暮れます。」
『ミ…ミコト…もうやめない？』
中「ああ？」
あーこわいよー誰か助けてよー
夕子を見れば笑ってるし
坂本さんは八つ当たりされる事を恐れて
部屋から出て行った。
六郎くんは私と同じくあわあわ。
…ど、どーしよ
神「中堂さんっ！何遊んでるんですか！
早く準備をしてください！」
神よ…神倉さんありがとう…
神の一声で系さんは支度に戻った。
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ハナ(プロフ) - 質問よろしいですか？ (2021年1月6日 11時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» ツボに入って良かったですw 私もここは書きながら想像して笑って作ったところなんでw (2020年12月13日 9時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
真人(プロフ) - なんです！？やりますー？がかなりツボでした笑笑 (2020年12月12日 17時) (レス) id: e2b1f140f2 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - cafelepsyenceさん» お待たせしましたーー！！お待たせしてすみませんー！！！ありがとうございます！少しでも頑張る糧になればと思います！また覗きに来てください！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» 真人様！こちらでもコメントありがとうございます！潤っていただけてよかったです！またちょこちょこ更新するのでよかったら見てくださいー！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kurunacs | 作成日時：2018年8月3日 9時
