星が瞬くプラネタリウム2 ページ18
夜は俺がチョイスしたまたまたプラネタリウムがコンセプトのお店に行った。電車で移動して白金に到着して向かったのはプラネタリウムバーだった。
付き合い程度ならお酒飲めると彼女から伺っていたので一緒にお酒を飲むことに。
6月も後半に差し掛かっていたので一応半年記念日ってことでアニバーサリーコースを注文。俺が出すから気にしないでと言ったら健気にありがとうだってさ。
ケーキプレートにHalf anniversaryの文字を入れてもらい2人でお酒を片手に乾杯!
そしてゴクリと一口飲んでからケーキを頬張る。
「ちょっと早いけど半年記念日ってことでおめでとう。」
俺がそう言うと彼女が少し照れる。
「あーもうそんなに経つんだっけね?早いねー。」
「そうだね。なんか色々あったけどここまで喧嘩せずに無事に迎えられたってことで。」
「それは清掃員君が私のことを知り尽くしてるからじゃなくて?」
「ああ、そうかもな。」
「いつもありがと。」
いつもありがとうなんて言われるとこっちまで照れてしまう。
「ああ、うん。こっちこそありがとうな。おかげで毎日が楽しいわー。」
俺が笑顔でそう言うとはにかみながら彼女が言う。
「こっちこそ楽しいよ。なんか自分の殻を破ったみたいな?」
それから色々と話し合った。
プリクラの写真もチェキも大事に飾ってあるんだと俺が言ったらケラケラと笑う彼女が可愛かった。
「そっか。大事にしてるんだね。ステキ♡私もプリクラ、大事なところにしまってあるよ。」
「そっか。」
プラネタリウムバーで楽しみ、お会計を済ませて外に出るとやや冷たかった。
2人で手を繋ぎ歩いているとなんだかいい匂いが。
「あっ、ラーメン屋あるよ。食べて行かない?」
「そういやデザートを先に食べてしまったな。不正解だったかな?」
みさの提案に戸惑いながら俺が言うと美味しかったからいいよって言ってくれてホッとした。
帰りにラーメン屋に寄ってラーメンと餃子を食べてお会計を済ませて電車に乗った。それぞれ最寄駅で降りることになった。
楽しかった日も終わり。明日からまた仕事が忙しくなるけど頑張れそうだと思った。
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作者名:kurumikan212 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurumikan29/
作成日時:2023年11月10日 23時