私、声のお仕事してます。

いつも…じゃない朝 ページ24

チュンチュン…


『ふわぁああ…』


ああ、なんという爽やかな朝だろう


鳥のさえずりで起きちゃうなんて


っていうかここどこ？！


梶「ああ、やっと起きた〜(笑) おはよう」


『おは…ようございます… なんで私が梶さんの家に…？』


梶「まさか覚えてないの？(笑) 昨日は激しかったのに…」


『えっっ？！もしかしてヤっちゃった？！』


確かに腰が痛い…ような気がする


梶「…なーんてね！そんな訳ないじゃん(笑)」


『で、ですよね〜(笑) ああびっくりした』


さすがにそんなことはないよね


腰が痛いなんて思っちゃってめちゃめちゃ恥ずかしい


梶「さあ、朝ごはん出来たよ。おいで」


テーブルにはご飯、味噌汁、スクランブルエッグにソーセージ。


理想的な朝ごはんが並んでいた。


『わぁ！梶さんが全部作ったんですか？すごい！』


梶「そうだよ〜 召し上がれ」


『いただきま〜す』


梶さんはなんでも出来るんだなぁ


梶さんと付き合ったらこんな生活が待ってるのかな


楽しそう…


って何考えてんだ私、(笑)


梶さんが私の事そんな風に思ってないよね


きっと、うん。


もっと可愛い人がいいに決まってる！


ああ、そうだ仕事あるから１回家に帰んなきゃな


早くしなきゃ…

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