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縁側に座って彼らが鍛錬してる姿を見つめる。
「あら、綾乃さんじゃないですか…」
現れたのは 蟲柱 胡蝶しのぶ様だった
『しのぶ様、こんにちは』
正座になり頭を付ける。
「頭を下げなくてもいいのに…、そういえば隠の仕事にははげんでいますか?」
にこにこと笑うしのぶ様は隣に座る
『もちろんです…!毎日鍛錬に励んで呼吸を使えるようになりたいのですが…』
「大丈夫ですよ…綾乃さんは隠でいるだけでも人の役に立っています」
遠回しにお前は隊士にはなれないと言われているような気がして少し心が揺れる。
『ありがとうございます…』
礼を言うとしのぶ様は蝶のようにふわっと消えた。
これから任務でもあるのだろうか。
申し訳ないなぁ…
せっかく拾ってくれたのになったのが隊士じゃなくて隠なんだから。
それに比べてカナヲさんは凄いや…
可愛いし強いし…
落ちこぼれって私のことを言うんだろうな。
そんなことを思いながらふ、と目を閉じた
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林((りん - この作品に出会えて良かった!!続編とか番外編とか書く予定あったら教えてください! (2019年11月8日 1時) (レス) id: 15da3cb52a (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 海音クンさん» ほんとですか.......!嬉しいです!ありがとうございます!! (2019年11月7日 18時) (レス) id: fd74f71ba5 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - 炭治郎は初期の頃の推しだからニヤニヤしてしまう……こんな素敵な作品を作って下さりありがとうございます!!!!!ひさしぶりににやにやしました() (2019年11月7日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃 | 作成日時:2019年11月2日 17時