【竈門炭治郎】才能のない子。【鬼滅の刃】

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『«鷲»の呼吸＿ 壱ノ型＿比翼斬り…』








目が覚めると私は自分の部屋の布団にいた







そうか、鬼にやられて…






ばたばたと音がする誰か、来る？







「綾乃！！無事、か？大丈夫か？！」






『炭治郎…、私は大丈夫だよ…』






体が少し痛いけど…








「あの鬼は俺が斬った。そして綾乃が助けてくれた女の子も無事だ！あの子が無事なのは綾乃のおかげなんだ…！」







キラキラした眼で見つめてくる炭治郎







生きてる、と思うと涙が出てきた









『こ、わかった…死ぬかと思ったああ…』








「大丈夫…もう平気だ、綾乃…ありがとな」









瞳から溢れる涙を炭治郎は拭ってくれた






『私、のお父さん…柱だったらしいの…それで昔のことを思い出した…』









「綾乃のお父さんが、柱…？なら、綾乃にも使えるんじゃないのか？」








そしたら、俺と一緒に任務にも行けるかもしれない！
と炭治郎は笑いながら言った









『私、人を守って助けられるそんな隊士になりたいんだ…まだ諦めなくていいよね…』









「俺が保証する…！綾乃はきっと隊士になれる。応援するし、協力もする…！だから、


だから今は安静にするんだぞ」









優しく頭を撫でてくれる炭治郎に胸が高鳴った。







どくん どくん









ああ＿ 私は炭治郎が好き、なんだ









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綾乃の父
元«鷲»柱
壱ノ型 比翼斬り
2本の刀を重ねて切り裂く技
父の座右の銘«狙った獲物は逃さない»

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