第四小節_またの来店をお待ちしてます_ ページ7
山田一郎side
「おつかれ」
一「ありがとうございました」
戦闘不能になったブースターをボールに戻せば
羽月さんは俺にランチボックスを差し出した
「お昼、食べてないでしょ
私の奢り、一緒に食べようぜ?」
頷いてランチボックスを開ければ、いい香りが鼻をくすぐった
一「これ、店の商品か?」
「当店一番人気の_ロコモコランチ_でございまーす」
おどけた感じで紹介をする羽月さんに笑みがこぼれながらも
一口、ロコモコを口にした
野菜の甘みが染み出したソース、ジューシーなハンバーグ
とろり、と黄身が溶け出す目玉焼きにあたたかいご飯
一「,,,うめぇ」
「へへ、実はそれが二郎君が毎回買いに来るやつなんだよね」
羽月さんの話によれば、二郎が一年生の時から通っている店だそうだ
,,,だからたまに帰りが遅かったのか
一「ごちそうさま、美味かったぜ羽月さん」
「お粗末様でした」
なんやかんやで話していれば、時刻は午後の2時を指していた
そろそろ依頼の時間になってしまう
一「じゃあ俺、そろそろ仕事なんで」
「お、もうそんな時間?
ガルーラ、メニュー表を変えといて!」
せわしなく動く羽月さんの手持ちを見ながら
一「今月はまだ、イケブクロにいるのか?」
「?うん、今月はこの公園にいるよ」
一「また来っから」
「フフッ、またの来店お待ちしてまーす」
___________________
〜数日後〜
一「二郎、三郎。外に食いに行くぞ!」
二「?わかった!」
三「二郎はついてこなくても,,,(ボソッ
どこかいいお店でも見つけたんですか?」
一「あぁ、美味しい飯も食えて強くなれる
最高の店を見つけたんだ!!」
ブースター「すたー!」
サンダース「だーす?」
シャワーズ「しゃー、しゃわー?」
本日のおススメランチ
_ロコモコランチ ¥400_
店主のランダムバトル
_本日はシングルバトル 1vs1_
第五小節_ポップカラー・ストリート→←第三小節_vs,山田一郎_
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うぃん - ここまで読んで、とても面白かったです!続きが早く読みたいです! (2020年11月22日 12時) (レス) id: 652322b724 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リリス | 作成日時:2019年2月12日 1時