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第二小説_二郎の秘密_ ページ5

山田一郎side


〜イケブクロ中央公園〜



二「あれ?兄ちゃんのブースター?」


尾行は失敗だな、と観念して姿を現せば

二郎はあたふたとして「何でここに!?」と言った


二「あ、あのね兄ちゃん,,,」

一「へぇ、二郎の秘密の店ってやつか?いいんじゃないか?」


本当!?とニコニコする二郎を横目に店主の女性を見る


一「久しぶりっすね、羽月さん」

 「やっぱり、二郎の言ってた兄貴って一郎君だったんだな」

キッチンカーのすぐそばでベンチを出していたガルーラが俺を見て鳴く

ブースターも嬉しいのか、ガルーラの傍に寄って尻尾を振っている


彼女は空野羽月、どのディビジョンにも属さず旅をするトレーナー

俺達、元TDDを打ち破ったトレーナー。

昔に比べたら雰囲気も大分丸くなったな、と言われれば

貴女もですよ、と言って笑った


二「え?兄ちゃん、羽月さんの知り合い?」

話についていけてない二郎を見て、また二人して笑った









二郎が羽月さんのランチを買って学校に戻った頃

俺達はベンチに座って話をした


一「こうしてちゃんと話すの、久しぶりっすね」

 「敬語要らないって言ったろ?」

一「,,,今までどこか旅でもして来たのか?」

 「色んなディビジョンを転々と、今はキッチンカーで

一か月で別のディビジョンに移動して、暇があればお客さんからバトルを受けてる」


モンスターボールを指でくるくる、と回してキャッチする

最後に会った時より、羽月さんのバトルレベルは上がってるのは目に見えていた

でも




一「じゃあ、俺とも勝負してくれるよな?」

 「もちろん」



俺も、強くなったところを見せたいと思っていたんだ。

第三小節_vs,山田一郎_→←第一小節_朝、イケブクロにて_



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うぃん - ここまで読んで、とても面白かったです!続きが早く読みたいです! (2020年11月22日 12時) (レス) id: 652322b724 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリス | 作成日時:2019年2月12日 1時

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