中高一貫!キメツ学園!! ページ49
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音無千弦、15歳。
私は今、1学年下の推しに逢いに来ていた。
「はぁ・・・時遠無一郎・・・可愛いしかっこいい・・・推し要素しかない」
「あのさ、毎回毎回目の前で言う必要ないよね」
「目の前で言うことで推し本人にも自覚して欲しくて」
「そんな気持ち悪い事自覚したくないんだけど」
毒舌なのもポイント高いわぁ...。
そう考えていると後ろの扉が壊れるくらいの勢いで開いた。
『___音無千弦!貴方また無惨先生に近づいたわね!!』
「うわ、なんか来た」
「もう二人揃って帰ってくれない」
扉を開けたのは千弦の先輩であり、一応血の繋がらない姉である音無Aであった。
Aは無惨先生ファンクラブを結成しておりそのクラブの隊長ですらあった...のだが、最近無惨先生が千弦に話しかけるので敵対していた。
「いや、無惨先生が来るのは主にアンタの事なんだけど」
『へ!?む、無惨先生が!?私の事で!?』
「最近お前の姉の行動が身に余るからどうにかしろって言われるんだけど・・・確かに一応戸籍上は姉妹だけど住んでる家も会う時間も全然違うんだけど」
『はぁ〜無惨先生・・・』
「コイツ聞いてねぇな」
「君もね」
ムッとした表情の無一郎にキュンときて、エアなでなでをしていると今度は後ろの壁が爆発した。
「千弦!!!!俺は認めねぇからな!!!」
「・・・」
「・・・」
『はぁ〜無惨先生〜』
壁を壊したのは宇髄先生の方だ。とツッコミを入れたいがもうそんな気力も無かった。
宇髄先生は私の腕を掴み無理やり宇髄先生の頭へと持っていき 撫でるなら派手に俺を撫でやがれ! と叫んだ。
....正直ついていけない。
「授業をはじ・・・・よもやよもや!どういう状況だ!?」
「「全部宇髄先生がやりました」」
「ん?」
『あ!次の授業は無惨先生だわ!行かないと!』
やって来た煉獄先生は宇髄先生を拘束して、どこかへ行ってしまった。
仕方ない、私も教室に帰るか。
「・・・(別に撫でてもよかったのに)」
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ユウゼンキク - え、あれ...誉めてなかったのか...。そして今更ながら気付いたある言葉、<<キャラは崩壊して塵になった>>に噎せた...うん!!(爆笑) (2019年8月26日 17時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゼンキク - いや、スマシュッとかは楽しいけどさ!?けどさ!?せめて出ようとしてあげて!?うん!!(悶絶) (2019年8月25日 6時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (2019年8月19日 21時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカツキ(猫) | 作成日時:2019年8月15日 21時