あれれー？汽車だぁー ページ29
.
「＿＿千弦！」
「へ」
「ぼーっとしてどうしたんだ？体調でも悪いのか？」
気付けば私は...私達は汽車の前まで来ていた。伊之助を抑えた善逸も抑えられている伊之助も不思議そうにこちらを覗いていた。
...私、いつの間にここまで歩いたんだろう。
「気持ちは元気、でもここまで歩いた記憶がないわ」
「やっぱり疲れてるんじゃないか？無理しなくていいぞ？」
「大丈夫か？」
「やっぱりまだ蝶屋敷にいた方がよかったじゃーん！ね？今からでも帰らない？？」
「千弦はいいが善逸はもう元気だろ」
「え、いきなりそういう目する？？こうなったら千弦が可愛く見送ってくれないと動く気おきないよ！」
「んじゃ、行くかおやびん」
「猪突猛進！猪突猛進！！」
「わかりやすい無視だよ・・・って、やめろ！！恥ずかしい！」
伊之助が汽車に頭突きするのを必死で止める善逸に天然が炸裂する炭治郎にともう収拾がつかない状況になる。
それを打破したのは、警察であった。
「あ！刀を持ってるぞ！！」
「やば！！やばいやばいやばい！！逃げろ！」
脱出で逃げた私達は切符を買って汽車に乗り込んだ。
「おーここがムジナ寝台特急か」
「いや何それ？」
「殺人事件や稲や水没したりする汽車」
「こわ！？何その汽車聞いた事がないんだけど！？」
そりゃ、現実にはないさ。
教えてあげないけど。
「なんで追いかけられたんだ？」
そう言って首を傾げる伊之助に善逸はため息をつきながら答えた。
「政府公認の組織じゃないからな、俺達鬼殺隊は」
「堂々と刀を持ってると逮捕されちゃうからね、普通は・・・鬼がどうのこうの言う前に持つことが禁止ってのもあるし」
そもそも鬼だなんて信じられる類ではないのだ。現実は厳しい。
「とりあえず刀は背中に隠そう」
そう言ってふと伊之助を見ると...まぁ、うん、丸見えである。
「仕方ないから伊之助のは私が持っておくよ」
無駄に羽織りが大きいし。
改めて伊之助馬鹿だなぁーと思う(そこがいい)→←何かが可笑しい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウゼンキク - え、あれ...誉めてなかったのか...。そして今更ながら気付いたある言葉、＜＜キャラは崩壊して塵になった＞＞に噎せた...うん！！(爆笑) (2019年8月26日 17時) (
レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゼンキク - いや、スマシュッとかは楽しいけどさ！？けどさ！？せめて出ようとしてあげて！？うん！！(悶絶) (2019年8月25日 6時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです！とても面白いです！これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます(*´▽｀*) (2019年8月19日 21時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アカツキ(猫) | 作成日時：2019年8月15日 21時
