VTRをどうぞ ページ2
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___そんなこんなで本部へやって参りましたー(リポーター風)いやー大きいお屋敷ですねー。
「師匠ぉおおおおお!!!」
「お?とうとう来たか千弦!!」
そう言って頭を撫でようとする師匠をすんでのところで交わしてタックルをする。
こいつ...動かねぇ。
「なんだお前?」
「今日こそは押せるかなと(物理的に)」
「アホか、100年早いわ!んで今回はなんのお強請りだ?」
物理的に押す=お強請りとわかっている師匠は呆れた様子で私の襟を掴み高々に上げた。
子供かっ!とツッコミたくなったがそんな事より子猫である。
「師匠!猫飼いたい!!」
「駄目だ」
「即答!?」
「だってお前絶対に育てないだろ、嫁達に任せるだろ」
「否定はしない!」
「いや嘘でもしろよ」
子供のように泣きじゃくりながら暴れて 飼ってー と叫んでいると餓鬼か!っと怒られて床に叩きつけられた。
もちろん着地はする。舌打ちも付けて。
「金は払うからいいじゃん!!1回だけ!!」
「何処の女買いだ、やめろ、それ以上言うと周りを見れねぇ、違うからな!千弦を花街に連れて行ったことなんてないからな!!」
「そうそう、私が個人的に行っただけ」
「個人的ってなんだ!?聞いてねぇぞ!」
師匠とやんややんやと騒ぎ立てていると、聴き慣れたい推しボイスが聴こえて来た。
「柱に対して失礼すぎでしょ、何様のつもり?」
「ヒュッ」
「あー、こいつはいいんだよ・・・て、どうした千弦?」
「推しの空気になりたい」
「ち、千弦?」
フラーっと推しの所まで行き、触れない範囲でくるくると回る。するとウザイという短めの罵倒を受けた。可愛い。
「てか誰?」
「忘れ去られてる!?そんな所も好き!」
「・・・」
後ろから師匠の蔑んだ目で見られている気がするがどうでもいい、そんな事より推しである。
推しに猫を抱かせて1歩離れると、とにかく鼻を抑えて一生の悔いなし。
「(小さい子達が戯れてる...!可愛い)」
すると、推しは無表情で私に猫を返して私の前に立った。
「・・・もう少し」
思い出せそうな気がする。そう呟いた推しは私の長い前髪を避けて耳にかけた。
「・・・・・・・・・・・あ"」
「キミ、あの時の変な子だ」
キミが噂の音柱の弟子か。と納得したようなしてないような反応をして離れる推しに私は顔面が暑くなった。
そして1度振り返った推しは。
「目、見えてる方が印象に残ってる・・・たぶん」
推しが推ししてるぅ...→←あらすじぃーあらすじでございまーす
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ユウゼンキク - え、あれ...誉めてなかったのか...。そして今更ながら気付いたある言葉、<<キャラは崩壊して塵になった>>に噎せた...うん!!(爆笑) (2019年8月26日 17時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゼンキク - いや、スマシュッとかは楽しいけどさ!?けどさ!?せめて出ようとしてあげて!?うん!!(悶絶) (2019年8月25日 6時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (2019年8月19日 21時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカツキ(猫) | 作成日時:2019年8月15日 21時