げとうくん"と"ゲトウちゃん【呪術廻戦】

京都観光 ページ22

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それから数週間、悟と硝子と私は猛特訓を＿＿＿＿せず、ただひたすら任務をして気付けば交流会当日となっていた。

作戦会議も協力プレイの練習も何もしていないが、まぁなんとかなるだろうと楽観視していたのは否めない。

何度か先輩が私達の教室に現れたが3人揃う事が稀なので呼び出しも参加出来なかった。

それに私達は最近ムシキングにハマっているから手が空いていないんだ。はぁ、忙しい忙しい。




《全然忙しくなさそう、むしろ楽しんでる》

すまないね、今度ゲトウちゃんの好きそうなゲームを買うよ。

《どう森がいい！》

ふふ、いいよ。




私達は新幹線で京都駅まで来た。
ちなみに悟は既に生八つ橋を持っていた。
今日のおやつで食べるらしい。





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「お前達、わかっているか...絶対に迷惑をかけるんじゃないぞ」

「ほぉーい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

「私にも」ﾋｮｲｯ

「2人とも、ちゃんと先生の話を聞かないと」ﾓｸﾞ

「お前ら......はぁ、もういい。椎名、こんな奴らだが実力は申し分ない。まとめ上げろとは言わないが出来るだけ無事でいてくれ」

「アタシ、死ぬんすか...？？」





彼女は椎名さん。
噂の唯一生き残った先輩だ。
術式は式神で大きくなったり小さくなったりするのだが、攻撃力も防御力も低いから戦闘には向いていない。

救護班に近いかな？

金髪に日サロで焼いた肌でギャルを気取っているが、たまに田舎言葉が出るあたり高校デビューなのが目に見えて分かる。

顔は化粧で分かりにくいが悪くはないんじゃないかな？




《私、椎名ちゃん好きだよ》

ちょっと？？？？？
それはどういう意味かなゲトウちゃん。

《だって可愛いじゃん》

はぁ？？？？？？
私の方が可愛いのだけど？？？

《それは.......ない》





「...どうしたん夏油君」

「たぶん痴話喧嘩ですよ〜」

「お前ら(?)交流会前に何をしているんだ....」





《夏油君はカッコイイ！》

ゲトウちゃん(ﾄｩﾝｸ





「あ、仲直りした」

「お前ら遊ぶのはいいけど最後の八つ橋俺が食うぞ？」

「待ってくれ、私(ゲトウちゃん)が食べる」

「ほいっ」

「....これ勝てるスかねぇ」

「実力はあるんだ」





そう言った夜蛾先生は...遠い目をしていたそうな。





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