エピローグ ページ33
.
『離して！！全寮制の高校なのに無理やり自宅登校にさせたのはどこのヒモ野郎かわかってるの！？』
「知らねぇな」
『〜〜〜ｯ！！甚爾ｯ！！』
「ｯ！？」ﾋﾞｸｯ
「お姉ちゃん怒ったね」ｺｿｯ
「いや、これはフリだ。蕾姉さんのガチはもっとやべぇ」
『今日は顔合わせだけなんだからすぐ帰ってくるわよ。お昼はクラ寿司食べなきゃなんないからすぐに帰るわ』
「でも」
『"でも"はなし。それと、呪術師は少数派なんだから灰原しか同学年いないかもしれないでしょ』
「それはそれで嫌だが、今年はもう1人いるらしい」
『あ、そうなの？』
なんでとーじが知ってるの？？？
『とにかく！！私はもう行くから』
「俺も行く」
『なら早くしなさい！』
「いいんだ、お姉ちゃん」
「いいんだ、蕾姉さん」
『...恵達も来る？』
「「行く」」
みんなで行くことになった。
東京都にある呪術高専。
それは、本当に東京になるのか疑うほど周りに木々しかなく、それは、本当に存在するか疑うほどひっそりと立っていた。
...思ってたより大きいな。
「＿＿＿＿＿伏黒ぉおおお！！」
『あ、灰原』
「あ"ぁ？」
「と、甚爾さん...お、お久しぶりです」ﾁｯｽ
「コイツに手を出したらどうなるかわかってんだろうな」
「ひぃ...やっぱ伏黒のとーちゃんこえぇ」
灰原はガクブルと肩を震わせながら私に訴えた。
そんなこと言われても、私にはどうにも出来ないんだけどね。ちなみに"とーちゃん"は甚爾ちゃんの略だから、灰原が無意識に弄ってるの...とーじ知ってるからね。
だから修学旅行以来、家にすら近寄らせて貰えないんだよ。
まぁあの事件はとーじの不始末が原因だって同僚さん言ってたしね。灰原は悪くない、うん。
「＿＿＿＿灰原」
「あ！ごめん七海！！伏黒にも紹介すんね！俺と同じクラスになる七海健人！」
「よろしくお願＿＿＿＿」
『...』
「あ"？？？？？」
「恋に落ちる音がした？」
「めーると？？」
恵達が歌ってる、可愛い〜
とーじはなんでガン飛ばしているの？？
この日、この出会いが...まさか、とーじを高専に就職させる動機となるとは＿＿＿＿誰もわからなかった。
【ここまでがエピローグです】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アカツキ(猫)(プロフ) - つばめさん» ありがとうございます！本作品は既に50話達成しちゃったので次書く時は番外編ですかね？(続編は予定にないです！)気が向いたら書きましょう...たぶん() (2021年6月29日 10時) (
レス) id: 378303e13b (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(猫)(プロフ) - mimiさん» 読んでいただきありがとうございます！七海の恋は読者の心の中に結末が描かれている事でしょう...(つまりご想像におまかせします) (2021年6月29日 10時) (レス) id: 378303e13b (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(猫)(プロフ) - つばめさん» 京都校wそういえば出してませんでしたね！たぶん悪ふざけて最強コンビも術式使って追いかけてますね、これはw返信遅れてすみません！ (2021年6月29日 10時) (レス) id: 378303e13b (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 読んでてやっぱり面白いです 高専編で甚爾の高専講師として恵達1年ズの絡み+親子のはちゃめちゃな絡み読んで見たいです (2021年6月28日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく読ませて頂いてます、七海の恋の行方が気になります^ ^更新楽しみにしています！ (2021年5月24日 4時) (レス) id: 37e8de3853 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アカツキ(猫) | 作成日時：2021年3月17日 12時
