中学編 ページ15
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学校での私は、やはりというべきなのか...誰とどう喋ればいいか黙ってしまう。友達100人出来るかななんて歌があるが1人も出来ない場合はどうすればいいんでしょうか。
そう自問自答していると周りは離れていく。
いつも通り、何も、変哲もない。
「____うわっ!?めちゃくちゃ美人な子がいる!!ねぇキミ!名前なんて言うの?」
『....え』
そう言って声をかけて来たのは黒髪のキノコぽい髪型(朝のやつを引きずってる)をした男の子だった。
『私は...伏黒蕾』
「俺!灰原雄!!よろしく伏黒!」
『...うん、よろしく』
差し出された手を掴むと思いっきり振り回された。少し痛い...けど。
胸がポカポカする...かも。
これが私と灰原の出会い。
灰原がいたから私はクラスに溶け込めた。
灰原がいたから私は友達ができた。
灰原は...少しねーさんに似ている。
だからなのか、灰原といるといつもより少し胸がドキドキしたり、落ち着かなくなったりするんだ...これは...もしかして...
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「____病気だな」
「びょん???」
『びょうき...』
「これはいけねぇ、今すぐ病院に予約しねぇと」
「おれも、おれも!!」
『びょういん』
「もしかしたら入院も予期しなきゃいけねぇな。着替えも準備しとけ」
「おとまり!!」
『にゅういん』
その後、とーじと恵とで病院に行ったが特に異常なしと言われた。とーじが先生に何か言ってお薬だけ処方された。恵は恵で初めての病院で暴れ回っていたのでそれを抑えるのに苦労したなー。
数日経てば灰原に対してドキドキする事は無くなった。
やっぱり病気だったのか、私...恵に移さないように手洗いうがい気をつけよ。
ーーーー
とーじ
思春期となったツボミちゃんにとうとう洗濯物を分けられた。その日の夕飯はキノコの炒め物。
「恋なんて...恋人なんて...まだ、早いだろ...」ガクブル
めぐみ
とーじのことはとうじ呼び。ツボミちゃんのことはねーちゃん呼び。好きな動物はわんちゃん!
「わんちゃん!!!」
灰原
同じクラスにめちゃ美人がいる!!!
善人感がねーさんに似ている気がするけど気のせいかなってくらい空気が読めない。
「ツーショ撮ろ!!そんで友達って自慢したい!!」
ツボミちゃん
最近とーじがスマホを買ってくれた。
「文字打てない...」
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アカツキ(猫)(プロフ) - つばめさん» ありがとうございます!本作品は既に50話達成しちゃったので次書く時は番外編ですかね?(続編は予定にないです!)気が向いたら書きましょう...たぶん() (2021年6月29日 10時) (レス) id: 378303e13b (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(猫)(プロフ) - mimiさん» 読んでいただきありがとうございます!七海の恋は読者の心の中に結末が描かれている事でしょう...(つまりご想像におまかせします) (2021年6月29日 10時) (レス) id: 378303e13b (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(猫)(プロフ) - つばめさん» 京都校wそういえば出してませんでしたね!たぶん悪ふざけて最強コンビも術式使って追いかけてますね、これはw返信遅れてすみません! (2021年6月29日 10時) (レス) id: 378303e13b (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 読んでてやっぱり面白いです 高専編で甚爾の高専講師として恵達1年ズの絡み+親子のはちゃめちゃな絡み読んで見たいです (2021年6月28日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんにちは!いつも楽しく読ませて頂いてます、七海の恋の行方が気になります^ ^更新楽しみにしています! (2021年5月24日 4時) (レス) id: 37e8de3853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカツキ(猫) | 作成日時:2021年3月17日 12時