ごのかた！！ ページ5
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-2年生-
中高一貫と言えど最近兄が帰ってきてもぶっ倒れる事が多くなった。
「＿＿＿納得いかねぇ・・・身体が追いつかねぇ」
そうブツブツと呟くのみである。
ちなみにそう言った後は基本私を抱き寄せて力いっぱい抱きしめられるのだ。
突き放そうにも男女の力の差も相まってか身動きひとつ取れない。可笑しい...緑谷は余裕で持ち上げられるのに...。
そんな家庭内事情(?)の中で学校はというと...
個性に慣れ始めた子供が個性が強いやなんとかヒーローに似てる等を言ったりする状況だった。
つまりはお披露目会。
そんな輪の中に入らずにいるのが無個性である緑谷と私である。
「緑谷、また書いてるの？」
「うん！」
「ふーん、楽しそうだねぇ」
緑谷はせっせとヒーローについての分析ノートを書いており、私はただ前の...誰かの席からひょっこりと覗いているだけだ。
何かに集中しているのを眺めているのはちょっと楽しい。
「よぉデク！！何書いてるんだ！」
「かっ・・・ちゃん！？」
「爆豪に教えるほどのものじゃない」
「なっ！？」
緑谷のノートを取った爆豪が気を取られている瞬間、私が取り返す。
「おま・・・えは！！」
そう言って手に爆発を加えて殴りかかろうとする爆豪に個性を発動する。
ガンッと音がした。
それは爆豪の個性が跳ね返り、爆豪自信にかえって来たのを反射で下がってテーブルにぶつかった音だった。
さっきまで騒がしかった教室はシーンと静まり返る。
「私の個性、カウンターなの。攻撃しても無駄だよ」
私がそう言うと今度は周りがヒソヒソと囁き始めたのだった。
《え？え？なにあれ》
《さすがにやりすぎじゃない？》
《かつきくんかわいそう》
《強い個性だけど...ちょっと怖いよね》
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酸素無駄遣い装置 - 宇随さん推しなのですんごい続き楽しみ！更新頑張ってください！ (2019年10月27日 21時) (
レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの - とても面白いです！ (2019年10月18日 22時) (レス) id: 95b6f1a01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アカツキ(猫) | 作成日時：2019年10月10日 10時
