混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ34)

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さんじゅうよんの型！！ページ34

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「噂ですわよ！今年は異例で先祖返りの方が雄英高校に入学するかもしれないと・・・どんな方かは知りませんがぜひ会ってみたいものですわ！」

「あー・・・別に他の人と変わんないよ、ただ昔の記憶があるってだけでそれに比例して強くなる訳でもないし」

「そうですの！？」

「過去があるからそれに見合うようにみんな努力してる。努力すれば掴める力だとわかってるから皆、強いんだよ・・・個性がなくても」

キメツ学園で学んだ事。

確かに兄も強いがそれは死ぬほど努力したからだ。先祖返りで少し体質などが変わると言われるが微々たるものだし、無いものは無いのである。

先祖返りが強いのは...過去の努力、力の使い方、守りたいモノがあるからだ。

「そうですの・・・ですが、やっぱり、すごいですわ」

「うん、私も・・・そう思う」

兄ちゃん、竈門、我妻、嘴平、冨岡先生に煉獄先生...みんな死ぬほど努力していたのを近くで見た。

アニメのキャラクター、漫画のキャラクターだなんて軽く言えないくらいの努力だ、それを当たり前のように目指す皆に私も負けられないと感じた。

『も"う"い"や"だぁ"あ"あ"！！！！身体の至る所が痛いし！！先生全員怖いし！！冨岡先生なんかすぐ殴ってくるし！！地毛なのに！！こんなの授業じゃなくて訓練！！地獄だよ！！！なんで俺ばっかり！！！A助けてぇええええ！！俺の代わりに訓練してぇええええ！！！』

....うん、負けられないというか...こんな風になりたくないというか...反面教師だよね。

(注意:隠と鬼殺隊では訓練内容が違うのである)

「そんな訳で私も頑張らないと・・・足でまといなんて嫌だしさ！」

「えぇ！お互いに頑張りましょう！！」

ホッとしてようやく自分が緊張していた事に気が付いた。

学園祭で舞台から落ちてそっから宙返りでステージに戻った時でさえ緊張しなかった私が...受験で緊張するなんて思っていなかった。

いや、宙返りしたのは...主に嘴平の圧力が凄かったからだけど...物語的に合わないんだけどね。

そんなこんなで、よくわからないグラウンドに着いた。

本当にここ何処なんだ...絶対学校にあるグラウンドじゃない、てか広すぎ、雄英高校はどこから資金援助受けてるんだろう。

入試内容はゴールまで走るという簡単なもの。

それに対して、私はただどうしようと思っていた。

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