5剣 ページ7
白雄「あぁ、こいつは…第二皇子の練 白蓮だ」
あー…
第二皇子って事は…
A「白雄様の弟っ!?」
確かに、煌では、一般市民は着用できない、高貴な白い服…
よくみたら、白雄様に似ている…?
いや、それはないか。
白蓮「あぁ、そうだぞぉ…酷いな…俺のこと、忘れるなんて」
白蓮様はとっても、落ち込んでいる。
あらあら…
皇子様になんて事をしてしまったんだ、私は。
私は深く頭を下げて、白蓮様に謝った。
A「すみません、白蓮様…まさか、皇子様とは思わなかったので…」
謝ったのに、更に白蓮様は落ち込んでしまった。
その様子を白雄様は苦笑いしながら見つめている。
そして、私は誰かに見られているような…視線を感じて、辺りを見回すと、
可愛らしい女の子と、小さな男の子がいた。
余りにも可愛すぎて、二人をぎゅぅっと私は抱き締めた。
A「可愛らしいですねー。お名前なんて言うのかな?」
1人の女の子は礼儀正しく、自己紹介した。
白瑛「私は、第一皇女の練 白瑛です!!」
あっ…私、また失態を…
私はササッと二人から離れて、頭を撫でた。
A「白瑛様、すみませんね、いきなり抱きついて」
苦笑いしながら私は謝った。
そして、白瑛様の後ろに隠れた小さな男の子。
白雄様が「挨拶しろ」とその子に言っている。
その子はしぶしぶ、私の前に出てきて、自己紹介をした。
白龍「…第三皇子の練 白龍です」
私はこの子を見た瞬間思った。
A「可愛い、本当に、私の子供になる??」
白蓮「何言っているんだ??」
A「あぁ、すみません」
いや、白龍皇子!!とっても可愛らしい。
本当に、私が育ててあげたいくらい!!
A「白雄様、皆兄弟ですよね??」
私は目をキラキラ輝かせながら、白雄様に訊いた。
白雄様は少し微笑みながら頷いた。
へぇ…
いいなぁ…兄弟って。
A「いいですね、兄弟って…家族って…羨ましいです」
苦笑いしながら、白雄様にそういった。
白雄様は不思議そうに私に尋ねてきた。
白雄「A殿も、家族いるでしょう?」」
家族か…
そんなもの、昔に…
A「死んでます、全員」
私は涼しい顔でそういった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» 側室がスゴイ数になりそうww正室は流石におこがましいかな？wwwもう従者でも何でもいいからお側に居させて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!← (2014年8月7日 11時) (
レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 玉艶…なんか、いろいろやばい事になってそうです…白雄と結婚したいｗｗ側室でもいいからさｗｗ (2014年8月7日 10時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» あー、きっと皇帝になって何人かと結婚してるんでしょうね〜…白雄さんが生きてたら、玉艶はどうなってるんでしょう…？ (2014年8月7日 6時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 私もですよ!!生きていたら、まぁ、誰かと結婚してそうですｗｗ私の考えですが (2014年8月6日 20時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - 生き返れ〜生き返れ〜って本気で願いましたwww (2014年7月31日 18時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くるkun | 作成日時：2014年4月13日 12時
