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翌日、
本当は、NYkidでコーヒーをテイクアウトしようかと思ったんだけど、
さすがに、なんか素直にいつもどおり潤くんに会えるはずもなく
そのままNYkidを素通りして、ビルに駆け込んだ。
満員のエレベーター
でも、なんだろ、少し人の目が気になる
って、気にし過ぎか・・・・
そんなね・・・
いや、でも、
西畑君には見られてる
そして、雅紀も知っている・・・・
私はそっと周りを見る
なわけないか
そんなね・・・うん、気にしすぎ
エレベーターが止まり、いつもの自分のフロア
セキュリティーカードをかざし、
中に入る
いや・・・やっぱり
なにか違う
うん、何か違うこの雰囲気
自分の席に向かうと
斜め前の西畑くんが
「お、おはようございます」
と、何も無かったのかのように挨拶をしようとするけど
明らかによそよそしい
「おはよう・・・あのさ
西畑君」
私が話しかけようとしたとき
私の頭を和がかるくこつく
「痛っ」
「痛くはないでしょうよ
おはよ」
「・・・おはよ」
「あれ？まだ来てないの？」
と西畑くんに、雅紀の席を指す
「そうですね・・・まだ」
「あぁ、なんか昨日様子へんだったんだよねあいつ」
「・・・どうしたの？」
「え？聞く？」
とぼけた顔する和
「何？気になるじゃん」
「えっと・・・異業種なお食事会に」
・・・
「合コンね」
「違う・・・異業種なお食事会だ
婚約者がいるのに？そんな合コンなんて」
そう言った和に西畑君が
「婚約者いてるんですか？」
「そ・・・横に」
と言って私にウィンクした和
「えええええっ」
ビックリして立ち上がる西畑くん
「もうちょっといい加減にして
色々とややこしくなる」
「ややこしいってなんだよ
実際わざわざそのためにシンガポールから帰ってきたのですが？」
「・・・二宮さん、そうなんですか？」
もう、きっとこの子の頭の中で
すんごいパニックになってるはず
「西畑君違うから
っで、雅紀調子悪いの？」
「いや、なんだろむしろその逆。
すっごく楽しそうにしてたからさ」
「だったらいいじゃない」
「バカ？アイツがすっごく楽しそうにしてる時は
何かがあった時なの
ムリして隠そうと楽しくしちゃうんだから」
そう言って、私を珍しくにらんだ和
「そ・・
そうだね、何かあったんだ・・・ね」
・・・
あぁ、これで萌絵の言ってたことがつながってくる
「・・・で
雅紀の、その何か聞いたの？」
私はおそるおそる和を見る
「あぁ聞いたよ」
・・
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紫姫(プロフ) - yashuchar1031さん» でも、最近美味しいものたくさん食べてるからちょっと元気かもｗ (2021年9月5日 22時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yashuchar1031(プロフ) - かなりの選択肢ができてますしねwww楽しみにしてますw更新ありがとうございます！くれぐれも無理なさらないでください！！ (2021年9月5日 10時) (レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 莉々菜さん» 特にキャンパスシーンとか旅行とか‥登場人物も実際に友人たちをモデルにしたりしてますｗもちろん、脚色してるので物語ですが、読んでくださる方が、まるで一緒に仲間たちと過ごしてる感覚をリアルで感じていただけたらなぁと思って書いてますｗほんと嬉しいです。 (2021年9月5日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
莉々菜(プロフ) - え！実話なんですか？ちょっとまた見たくなっちゃったなぁ!!見させて頂きます！！ (2021年9月3日 21時) (レス) id: e9c9c4a83b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - れもんさん» れもんちゃん、どうやら、私のブレーキは壊れてるみたいで、誰かにストップをかけてもらわないと暴走してしまうみたい・・・自分で止められないってマズいなって思ってはいるんだよなぁ。でも書くのは大好き。ずっと書いてたい。ｗ (2021年9月3日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2021年4月6日 17時
