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ん・・
あれ？
ん？
ん？
んんんんんん？
寝ぼけた頭脳が一生懸命覚醒させようとしていく
えっと
私、今、誰の腕の中にいるんだ？
明らかに、人肌のぬくもりに包まれてる私
えっと
頑張れ私
思い出すんだ私
・・・
ゆっくり目をあける
目の前に、少し伸びかけた顎鬚
えっと・・・
この顎のラインは
私の記憶力、かもーん
って
「は？」
私は、勢いよく起き上がり、辺りを見渡す。
コンクリートむき出しの壁
床は綺麗なフローリング
大きな窓から、日が射そうとしているところで
右側の壁は木片がまるでレンガのようにコンクリートに埋め込まれており、
そこにテレビがまるで絵画を飾るように壁にかかっていた
自分の部屋とは違うことくらい
よくわかってる
そして、そこがラブホテルやシティホテルでないこともわかってる
ガシッ
急に私の右手首をつかみ
完全に目が開けきってないままの
鋭いまなざし
「・・・起きた？」
「・・・お
おはよ」
頑張れ、私
思い出すんだ私
昨日、公園でバーベキューしたのが、
お昼過ぎ、いやもうすでに１５時近かったかもしれない
味のしないワインを、一体何本開けたんだろう
でも、潤くんの焼いてくれたシェラスコ・・・だったっけ？
そう、シェラスコだ
肉をたくさん食べてたら、なんだか
そう・・・
もういいや、今日くらい
こんな日合ったっていいじゃん
なんて
・・・・そう
私は思い出したように自分の身体を見る
うわっ・・・微妙
微妙過ぎる
服は着てない
でも、下着は着てる
しかも、微妙なやつ・・・
上下セットだったところはOKとししよう
で、問題は、そう
私、シたのかシてないのか
・・・
さらにギュッと私の手首を持つ潤くん
「もう少しだけ、いれば？
まだ、始発でてないよ」
・・・
確かに
私はそのまま潤くんの隣に横になる
「慌てないんだ」
そう言って笑った潤くん
「一応、慌ててる」
「なんだよ、一応って」
「ここまでどうやってきたんだって考えてた」
「そこ？
もっと他に慌てることあるだろ」
・・・
「そこまで若くないから
そこは大丈夫
オトナのたしなみ程度の器量はある」
そう言うと
さらに大笑いした潤くん
「たしなみって
それはそれで傷つくけど」
潤くんの言葉で
あぁ、これはシてしまったパターンかもと推測する
「ごめん、その・・・
傷つけるつもりはないの
ただ、まぁこんなこともあるかと」
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紫姫(プロフ) - yashuchar1031さん» でも、最近美味しいものたくさん食べてるからちょっと元気かもｗ (2021年9月5日 22時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yashuchar1031(プロフ) - かなりの選択肢ができてますしねwww楽しみにしてますw更新ありがとうございます！くれぐれも無理なさらないでください！！ (2021年9月5日 10時) (レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 莉々菜さん» 特にキャンパスシーンとか旅行とか‥登場人物も実際に友人たちをモデルにしたりしてますｗもちろん、脚色してるので物語ですが、読んでくださる方が、まるで一緒に仲間たちと過ごしてる感覚をリアルで感じていただけたらなぁと思って書いてますｗほんと嬉しいです。 (2021年9月5日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
莉々菜(プロフ) - え！実話なんですか？ちょっとまた見たくなっちゃったなぁ!!見させて頂きます！！ (2021年9月3日 21時) (レス) id: e9c9c4a83b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - れもんさん» れもんちゃん、どうやら、私のブレーキは壊れてるみたいで、誰かにストップをかけてもらわないと暴走してしまうみたい・・・自分で止められないってマズいなって思ってはいるんだよなぁ。でも書くのは大好き。ずっと書いてたい。ｗ (2021年9月3日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2021年4月6日 17時
