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まさに
このお店のカウンターにふさわしい
美男美女
「このお店立ち上げたときからずっと見てきました」
「ありがとう」
そっか・・あの子、このお店のオープン時からいるんだ
「誰よりも、オーナーのことわかってきたつもりです。」
「ありがとう、でも・・・」
「わかってます・・・
その・・・オーナーには彼女がいらっしゃることも」
へ？
そうなの？
おっと・・・言ってよ水臭いな
「でも、私の気持ちをちゃんと伝えたくて」
「・・・ごめん
なみちゃんの気持ちには答えてあげれなくて」
「・・・」
おっと
どうしよう私
右向け右だな
違う
後ろ向け後ろ
違う
あれ、後ろに戻る時ってどういうんだっけ？
回れ右だっけか？
「・・・なぁ、A
何やってんの？」
え・・・
見えてる？私
衝立の前でジッとしてると
コツコツと潤くんの足音が聞こえて
衝立の上から
身をかがめている
私を見て微笑む
「みーっけた」
「まだ、みつかってないでごわす」
「ごわすって・・めちゃめちゃ見えてるけど？」
「・・・な、
何も聞いてないでごわすよ」
すると、潤くんの後ろに
真っ赤な目をした女の子が
私をしばらく凝視し
「お先失礼します」
と言って頭を軽く下げて
裏へ走って行った
「ちょっと、おっかけてあげなって」
私が潤くんにそう言うと
フっと笑って
「しっかり聞いてんじゃん」
「・・・」
「いいんだよ、追っかける方が可哀そうじゃない」
「え」
「だって、そうでしょ、フラれた相手に
同情だけで追っかけられたら余計傷つくと思うけど」
「でも・・・」
そう言いかけると
潤くんがカウンターへと戻っていく
私は、その後ろを申し訳なくついていき
「ごめんね、なんかタイミング悪かった」
と謝ると
「別に？逆に良かったよ
あのままAが来なかったら
あの子も帰るタイミングを逃すとこだしね
っで？夕飯パスタでいい？」
「え？パスタ？」
「何？パスタ嫌い？」首wおるぐるぐ
うううんと首を振るものの
私の中ではオムライスのつもりで来ているので
少し残念だった
「何？不満？」
そう笑って聞いてくれる潤くんに
「不満でないけれど・・・
オムライスが食べたかった」
というと
「え？そうなんだ
俺はてっきりオムライスばっかりだから
飽きたかなと思ってたんだけど」
「全然、むしろオムライスがいい」
「あはは
わかった、待ってて」
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紫姫(プロフ) - yashuchar1031さん» でも、最近美味しいものたくさん食べてるからちょっと元気かもｗ (2021年9月5日 22時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yashuchar1031(プロフ) - かなりの選択肢ができてますしねwww楽しみにしてますw更新ありがとうございます！くれぐれも無理なさらないでください！！ (2021年9月5日 10時) (レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 莉々菜さん» 特にキャンパスシーンとか旅行とか‥登場人物も実際に友人たちをモデルにしたりしてますｗもちろん、脚色してるので物語ですが、読んでくださる方が、まるで一緒に仲間たちと過ごしてる感覚をリアルで感じていただけたらなぁと思って書いてますｗほんと嬉しいです。 (2021年9月5日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
莉々菜(プロフ) - え！実話なんですか？ちょっとまた見たくなっちゃったなぁ!!見させて頂きます！！ (2021年9月3日 21時) (レス) id: e9c9c4a83b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - れもんさん» れもんちゃん、どうやら、私のブレーキは壊れてるみたいで、誰かにストップをかけてもらわないと暴走してしまうみたい・・・自分で止められないってマズいなって思ってはいるんだよなぁ。でも書くのは大好き。ずっと書いてたい。ｗ (2021年9月3日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2021年4月6日 17時
