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「って？え？」
不意を突かれてビックリする
「しちゃった」
「しちゃったじゃねぇし、
俺、今、真剣に計算してんの」
そう言って資料をみるフリをする
横で明らかにムぅとなってるリンの顔が想像できる
そして、すぐさま俺は、資料を顔からおろし
そのツンとしてる唇にチュッと反撃した
何もなかったかのように
資料を読む
・・・
「もう」
「もぅじゃねぇし
仕掛けてきたのリンだろうが」
「だって・・・」
「だって、何？」
「なんでもない」
「わけない」
「あははは」
「笑ってごまかさない」
「好きなんだもん」
・・・
・・・
顔面が急に熱くなった
「はいっ
照れた、翔の負け」
「は？照れてねぇし
てかさ、勝ち負けって何の勝負だよ」
そう言って、俺は資料を机に置く
「４年も経つのにねぇ〜
翔くんは、私のことが好きで仕方ないんですね」
「はい、そうですね、だったら何か？」
これはいい雰囲気になる予想で俺はじりじりと
リンに詰め寄る
「なんか食べる？」
「え？今ここでそれ聞く？」
「うん」
「カレーならあるよ」
「カレーかよ」
「じゃあ、食べなくていい」
俺は思いっきり笑った
「食べるよ」
「おっけー」
そう言って立ち上がったリン
なんだろ、
一緒にいる時間が増えた分、少し安心感が増した気がする
俺は資料を再度読み直していると
食欲をそそるような香りが漂ってきた
「リン、これさぁ、そうなってくると、
１１頁の部分と食い違いが出てくることない？」
「え、嘘」
「ほら、この数値だと
上回ってしまうから。この理論は成立しなうなってしまうだろ？」
カチャカチャと、食器の音をさせながら
俺の前のテーブルに。
カレーを置いた
「え？。どこ？」
「この１１頁の
ちょうと、この一文・・・」
そう言って、俺が指で、画面をなぞると
そこに顔を近づけたリン
「あ・・・本当だ」
「だろ？だったら、
当初の分を足してみたらどうだろう」
俺は、その画面を指で撫でると、
ツツツと、軽く音がして
そして、その人差し指で
リンの唇に触れた
やわらかくて、暖かいその唇に少し指を入れると
ちゅっと、音を立てて吸ったリン
それがちょっと俺には刺激的で
そのまま押し倒す形で倒れこんだ
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
