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「え〜なんか、チーマーみたじゃん」
「チーマーって・・・おまえらさ、本気のチーマーにあったことないから言えるんだよ」
「え？翔あるの？」
「うん、2回ほど、１回は本気で殴られた」
「え？嘘、それダメなやつじゃん・・・」
「警察言ったの？」
「言ってないわ、いろいろややこしくなっても困るだから・・」
「なんか大変だな・・・」
そういって、駅に向かって歩き出した・・・
その日は、そのあと、
ダビンチの最後の晩餐を鑑賞しに
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に
向かった
ちょうど、絵の修復後、しばらくしてからだったので、
人が多く、
さすがにここには日本人も多くいたので、俺は、帽子を深くかぶり、
黒川や竹中と男同士、まぎれるように中へと入った。
それは高校の時の世界史の教科書より
若干、全体的に温かみが増した絵になっていたが、
人がごった返し始めたので、
俺は、できるだけ、中心の人込みに入ってじっとしていた。
卒業旅行まで来て、いろいろと気にしなければならないことに、
少しめんどくさくなってはいたけれど
逆に、気づかれないことにも、複雑な気持ちになった
特に、
周りにいた日本人が
俺らのような、学生の旅行者がたくさんいたのにも関わらす
意外と気づかれないものなのだと、
溜息がでた
今考えてみると、
きっと、それは、俺よりも、壁画をにくぎ付けになっていて、あたりまえなんだけれど・・・
午後過ぎて、
俺らは、
次の都市に向かうために
駅に向かった。
俺以外は、
ヴェネツィアから、ミラノに行き、
そして、次に目指す、フィレンツェで３都市目になる
今日の見億滴は、夕方までにフィレンツェにかけこみ、
アカデミア美術館で
ダヴィデの像を拝むことだった・・・
「なぁ、ダビデ像ってさ、広場にあるのがそうじゃないのか？」
「あぁ、あれは、コピーだよ
本物は美術館の中だ」
俺がそう言うと
「てかさ、コピーにしても
広場にさらけ出してるのはOKなのか？」
「OKだから、あるんでしょうが」
「でも、まだ写真でしか見た事無いけどさ、
あれは結構リアルだよなぁ」
「本当、幼稚園児と一緒っ
リン、ほっといて、行こっ」
そう言って、リンの手を引き、キヨスクに向かって
早歩きし始めたさとみ
「冗談だって、待てよ」
遅れて野郎どもも追っかける
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
