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「じゃあ、やっぱり、アジアかなぁ
でもアジアだと近すぎて、しょう、逆にまずいか・・・
もう１つ候補あったんだけど」
「何？」
「イタリア」
「は？それだったらフランスと変わらなくね？」
「変わるよ、全然文化が違う」
「それはわかってるよ」
「いや、ダヴィデ像見てみたくない？」
「そこはミロのビーナスでも良くね？」
そう言うと口を尖らしたさとみ
「まぁ、
イタリアでもフランスでもどこでもいいんだけどさ
てか、ヨーロッパだと、俺現地滞在時間3日くらいしかねぇかも・・・・・」
渡航時間を考えたら、そんなもんだ
「だとすると、
もしイタリアなら、
しょう、現地集合ってことで」
「えぇぇ。またかよ
てかさ、グアムもうそうだったけど、
さらにハードル高くね？」
「しかもイタリアのどこにいるか告げないパターン」
「あはは、それじゃ、3日滞在時間に会えるかどうかわかんねぇじゃん」
「最悪、一人で観光して？」
「えぇ、マジかよ、それだったらさ、
もはや卒業旅行じゃなく」
「傷心旅行」
そう言ってツッこんだリンに
「ばぁか、別れてねぇし、傷ついてもねぇわ
てか、冗談でもそう言うのやめて」
俺がちょっとムっとして言うと
流石にリンも察したみたいで
「ごめん」
と、言って、カバンの中からペットボトルを出した
「わかった、少し考えるわ、
結構ギリギリだから」
「だな」
「まぁ、最悪、グアムならいつでも確保できる」
そう言って、にやりと笑った
さとみ
すると、黒川が
「結局、どこいっても俺らは一緒だよ、
みんなでワーワー言って、騒いで
飲めたら
なんなら、熱海でもいいんじゃね」
「確かに・・・」
「でも、まぁ、卒業旅行だし、
海外行ってみたいじゃん、
とにかく、早いうちに、決めとく
あ。しょう、スケジュールわかった時点でリンに伝えといて」
「了解」
「まぁ、とりあえず、
みんな卒論できてよかったよ、
あとは、卒業待つのみだしね」
そう、俺らの学生生活は、
あとは卒業式を残すのみとなった
それは、俺にとっても、
リンと一緒にいられる
カウントダウンが始まったのと同じことだった
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
