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すると、さきほど、俺にその乾燥コーンを手渡した
大柄な男2人が、
俺に詰め寄り
何やら、イタリア語で攻め立てた
俺はイタリア語はさすがに理解できなかったので
英語で、この状況の説明を求めたが
ただ勢いに任せて
まくし立てるだけで何を言っているのかわからなかった
すると、リンが大きな声で手を挙げて
「Si prega di chiamare la polizia！！」
と何度も叫んだ
それは、なんだか何かの呪文のように聞こえてけれど
リンの叫び声に
周りにいた人たちは
足を止め
俺らの方を見ていた
すると、その男たちは、立場が悪くなったのか
両手を上げて、
後ずさりし、その場を立ち去った
俺は、この今までの3分くらいの出来事が理解できずにいた
「サク、おまえやられたんだよ。」
「ごめん、一瞬のこと過ぎて何がなんだかわかんねぇ」
さとみが
「さっき鳩の餌を握らされたのよ、
それで、手の平を開けた途端に、
たくさんの鳩がサクに飛んできた」
「それで錯乱してる間に、スリを行う」
「ところが、そこで黒川が鳩を追い払ったから
今度は、餌代を要求してきたのよ、
とんでもないヤツだよ
リンが叫ばなかったら、やられてたよ」
そう言って、俺の肩の汚れを払った
「まぁ、イタリアは結構多いから、
気を張ってるに越したことないから」
俺はみんなに申し訳なくて
「ごめん」
と謝った
「いや、あれはムリ、だってき急に握らされたら、どうしようもない」
するとテッチがカメラ片手に
「でもいい写真がとれたぜ、
ほら、向かし子供の時に見た映画なんだっけ？
あの、子どもがクリスマスの日に置いていかれるやつ」
「あぁ、ホームアローンの鳩使いのおばさん？」
大笑いするみんな
俺はテッチを見て
「てかさ、そんな写真撮るなよ」
「え？いいじゃん、これも卒業旅行のいい思い出だよ
あははは
初日から、ハードだな
まぁ、行く？とりあえず、どぉも」
「ドォモにどぉも〜」
「だから、しょうも無さ過ぎるって」
俺は、みんなが
歩いていく、一番後ろで、
申し訳ない気持ちなのと、
みんなの仲間意識の高さを感じながら、
ついていった
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
