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俺は、部屋をゆっくりと見たけれど
黒川と、さとみの姿は無かった
あいつら・・・
俺ら置いて、自分たちの部屋に戻ったのか・・・
俺は気にせず、
そのまま目を再び閉じた
次に目をさました頃には
日ざしがリビングの窓から入ってきていた
俺が少し動いたせいで、
さっきと変わらず、
俺の胸のあたりで寝ていたリンが目を覚まし
そして、
今度は、
ゆっくりと座った
目をこするリン
俺もゆっくりと起き上がると
そこには
さっきまでいなかったはずの
黒川とさとみが、離れて寝ていた
「・・あれ？」
「ん？」
俺・・・寝ぼけていたのか？
「あ・・いや・・・
おはよリン」
「おはよ」
まだ半分ねぼけた様子のリンが、
なんだか子供の様に見えた
俺は、フと笑う
すると、
さとみも目を覚まし
大きな欠伸をした
「はい・・そこ、
朝からイチャつかない」
「いちゃついてねぇし、
おはよって言っただけだわ」
「何がおはよ・・よ、
今、私が起きなかったら、キスしようとしてたでしょ」
「してねぇし・・・なんなら、お見せしますが？」
「あはは、結構ですっ
てか、黒川起きて」
そう言って、さとみは離れたところにねえいる黒川を
ポンポンと叩く
「う・・ん？あ・・え？」
寝ぼけたままの黒川
「さあて、朝ご飯・・」
そう言って立ち上がったさとみが
「リン、手伝って、」
というと
「OK」
とリンもさとみの後をついて行った
俺は、
ポリポリと身体を掻いた黒川に
「なぁ、黒川？」
「何？」
「おまえさぁ、明け方どこ行ってた？」
ときいた
「は？ここでそのまま寝てたけど？
どうして？」
・・・
あれ？
やっぱり俺がねぼけてたのか・・・
「あ・・いや、なんでもない
別に聞いただけ・・・」
そういうと
「へんなヤツだな・・・ま、それは知ってるけどな」
「は？朝から最高級の褒め言葉ありがとう」
すると、キッチンの方から
「黒川っ、翔、
あんたたちも手伝って、ここは男女平等フェアな島なんだから」
「へーい」
俺は、テーブルのリンゴをかじりながら、
キッチンに向かった
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紫姫(プロフ) - yuri125さん» そうなんでしすよね、南の島、どうしてあんなにも開放的になれるのかまた、海っていうのも・・・えへへへへへ (2019年8月26日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 環境が変わると、その時の価値観も変わってしまうもので、ただ答えを出すのは難しい、そんな時期を黒川くんに代弁してもらいましたｗ若いっていいなｗ (2019年8月26日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - 南国に行くと、人って開放的になって、大胆になるのですよね。翔君とリンちゃんも仲がますます深まってますなぁ〜若いってすばらしいですね。更新ありがとうございました。まだまだ残暑は続きます、お身体ご自愛くださいね。 (2019年8月25日 19時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 人それぞれに 悩みや事情があって しかも 大きかったり小さかったり。いくら 幼馴染でもやっぱり男の子って あまり話さないのかも。弱い所を見せたくない的な？ 高校から付き合って来た彼女と 大学入ってから気の合う仲間として過ごして来た相手…気を使わないのは？ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 6d9a56911b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ありがとうございます、バタバタしてますが、なんとかっていうか、どんどん自分で忙しくしてますｗあああああぁぁぁｌ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年8月6日 0時
