10 ページ10
俺はそのままさっきと同じように抱きしめるような形をとるも
下半身だけは、あえて腰を引いておいた
「どうした？また、緊張してきた？
せっかくほぐしてやったのに
何、またくすぐっちゃう？」
「や、
もう、大丈夫・・・
違うの。
翔の腕って、意外とゴツゴツしてるんだなって思って」
「は？
まぁ、一応男だし・・・」
また、思ってもないことを言い出した
「その胸も・・・固いんだね」
「まぁ、女みたいに無いからな」
「私たち似ているのは、中身だけで、
外側は全然違うんだね」
「・・・は？」
何を言いだすのかと思ったら
「当たり前だろ・・・それは、
男と女なんだから」
黙り込んだリン
「どうした？」
「なんでもない」
「じゃあ、どれだけ違うか確かめてみる？」
そう言うと小さな声で
「うん」
と頷いた
俺は、そのままの状態で触れ始め
そして、お互いの顔が見えるように
組み敷く体制をとる
俺にはあって、リンにには無いもの
リンにはあって、俺には無いもの
それをひとつひとつ確かめるように
お互いに触れ合って、そこに唇を落とす
それは時には軽く、時には入念に
リンも少しずつ俺の身体になれてきたのか
俺と同じように真似をする
まだ、そこまで進んでないのに
お互いにどんどん熱を高めていく
そしてある程度、お互いに堪能した頃には
呼吸も乱れ始めていて
俺はリンとの中へとすぐにでも繋がりたかった
俺は最後に、リンの唇にキスを落とし
「いい？」
と聞くと、頷いたリン
俺はソッと
リンが頭を置くその枕の下に手を入れ
「ちゃんとするから安心して」
とキチンと伝えた
たぶん、女の子は、ここが不安なんだと思う
コクンと頷いたリンは、
それでも不安そうな顔をしていた
「翔・・・
それいつも枕の下に入れてるの？」
と不安を隠すためなのか話だした
「え？いや・・・まさか」
・・・
しまった
バレた
するとリンから
「翔だって、その・・・
最初からスる気だったんじゃん」
「ばーか、違うわ、念のためだわ
急にそんな状況になった時に、
リン傷つけたくないだけ」
そう言いながら、俺は、パッケージを口で破り
中身を取り出す
俺をジッと見るリンに
「あー、あんまり見ないで」
と言ってしまう俺
この待たせている時間って正直恥ずかしい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
